あらかん女子ひとり旅 海外

早朝の湖畔と森散策と朝ごはん 野生のブルーベリーを摘んで スウェーデン、ダーラ・フローダ 北欧2週間旅7日目前編

この記事は約3分で読めます。

早朝、すっきりと目が覚めて窓の外を見ると、湖が朝日にきらきらときらめいています。静けさに包まれた湖に誘われるように、まだひっそりとしたホテルの階段をそっと降りて、屋外へ。8時からの朝ごはんまでにはまだたっぷり時間があったので、薄暗さの残る早朝の散歩に出かけることにしました。

まず向かったのは、午後から予約しているセルフサウナの場所。初めて体験するのでちゃんと入れるのか少し不安もあり、下見を兼ねて歩きます。湖沿いの道を数分ほど進むと、かわいらしい木製の小屋が水面に突き出すように建っていました。中をのぞくと、セルフサウナの利用方法が書かれた説明書が。後で部屋で読むために写真を撮っておきます。

湖畔の景色はとても静かで、ビーチに設置された飛び込み台ではカモメたちが並んで羽を休めていました。その穏やかな光景に、時間がゆっくり流れていくのを感じます。

村を抜けて、ところどころにサマーハウスと思われる家が点在している道を足の向くまま気の向くままに進んでいきました。

急に目の前が開けて再び湖が広がるところに。小さなボートが静かに停泊していました。森に向かう小道を進んでいくと道の両脇には野生のブルーベリーが鈴なりに実っています。

しばらく進むと道がぬかるんできたので引き返すことにしました。ブルーベリーを少し摘んで、朝食の楽しみに持ち帰ることに。

ホテルに戻り、部屋でひと休みしたら待ちに待った朝ごはんの時間。昨夜夕食をいただいたレストランで、心づくしのビュッフェが用意されていました。

パンは2種類、鹿肉や子羊のソーセージ、ヨーグルトやサワーミルク、自家製のいちごとりんごのジャムとマーマレード、フレッシュな野菜、ポリッジやフレーク類、ナッツや種子、ゆで卵も固ゆでと半熟が選べるという充実ぶり。飲み物はコーヒー、紅茶、リンゴジュースが揃っていました。

窓際の席に腰をおろし、庭の緑を眺めながらゆっくり朝食を楽しんでいると、エヴァロッタさんがやってきて、料理の説明をしてくれました。すべてがオーガニックで、地元で採れた食材ばかりだそう。自然の恵みと心のこもったおもてなしに、体も心もすっかり満たされる朝となりました。

さて、この日の午後には、楽しみにしていた「セルフサウナ」が待っています。
朝の散歩で下見をした、湖に突き出した木造のかわいい小屋。あの静かな佇まいを思い浮かべると、胸が高鳴ります。自分で火をおこし、湖でクールダウンを繰り返す、北欧ならではのサウナ体験。果たしてうまくできるのか、ドキドキしながらも楽しみです。

りんりん
りんりん

次回は、いよいよ「午後のサウナ体験編」。湖と森に包まれたプライベートな時間を、じっくりレポートします!

Have a nice trip

タイトルとURLをコピーしました