前回第一弾(👉 https://kyomo-kimamatabi.com/?p=859 )餅花づくり体験につづき、ショッピングと和のお弁当ランチを楽しみました。寒い一日でしたが、現地の散策も少し。
寿長生の郷(すないのさと)
ここ、寿長生の郷(すないのさと)は、滋賀県大津市にある叶匠寿庵の本店施設で、自然豊かな広大な敷地内に茶室や工房、庭園があります。和菓子作りの体験や、四季を感じながらの散策が楽しめます。ここがちょっとした滋賀県の観光名所になっているのが、今回の訪問でよくわかりました。季節の良い時にぜひもう一度来たい!
お菓子売り場でショッピング
餅花づくり体験会場のホールを出ると、隣のお菓子売り場への廊下が続きます。広い廊下には、歴史を思わせる和のしつらえが。
お菓子売り場には、この季節ならではのお菓子がたくさん。叶匠寿庵といえば、あも。代表的なお菓子で、柔らかな求肥(ぎゅうひ)と粒あんを組み合わせた羊羹のような形の和菓子です。切ると真ん中に求肥がとろりと入っています。上品な甘さと滑らかな食感が特徴です。今回お店では、こしあんのものと栗の入ったものもありました。
他にも季節の素材を使った美しい生菓子が揃っています。全国の主要都市に店舗を展開しており、百貨店にも多く出店しているそう。そういえば、JR琵琶湖線草津駅前にもお店がありました。2Fには、カフェもありました。
贈答用の詰め合わせ商品もそろっていますが、現地のショップでは、いろんなお菓子の単品も扱っており、お盆に乗せて選んだお菓子を、箱にきれいに詰めていただけました。今回は友人への贈り物にと数点の和菓子とゴマ豆腐を選びました。店員さんも親切で、箱にきれいにレイアウトできるようアドバイスもいただき、素敵なオリジナルの詰め合わせギフトができました。
あとは、自分用に「花一日(はなひとひ)」というお菓子も購入。以前にお土産に持参したところ、とても好評で自分でも食べてみたかった。丸いどら焼きのような生地1枚を半分に折って粒あんを挟んだ形。ピンクの花のパッケージも可愛い。ふわもちどら焼きとのことで、生地がもっちりふわふわ!自宅で友人と一緒に美味しくいただきました。おススメです!
贈り物用の包装をお願いして、昼食会場の「山寿亭」へ。お菓子売り場を抜けて橋を渡り、梅林の道を通っていきます。ここは、梅の木がたくさん!梅林が広がっていました。梅満開の季節にはさぞかし美しいことでしょう。その時は人でいっぱいになるのだろうな。
山手へあがる道もあり、良いお天気、季節は散策すると気持ち良さそう。地図を見ると、梅林を一望できるテラス、もっと上に行くと山頂が。春に歩いてみたい!
今回は時間もあまりなく、実は体調も万全でなく、寒い日だったので山頂への散策は断念。春になったらぜひ再訪したいところです。
「山寿亭」で和のお弁当ランチ
さて、梅林の道を抜けて橋を渡ったところにあるはずの「山寿亭」のサインが見当たらない💦その隣のお食事処「梅窓庵」を覗いてみると、ガラス張りのいい感じの食事処でした。次回はこちらでランチするのもいいな。・・と思いつつ、「山寿亭」はどこ?隣のここかな?でも何も書いてないし、誰もいない・・。結局お菓子売り場に戻り、尋ねることに。やっぱり思っていたところで正解だったようです。閉ざされた戸の前で迷っていると案内の方が戸をあけてくださいました。靴を脱いで入ると、半個室が並んだ小じんまりとした空間が。机には名前を書いたWelcomeメッセージと花がしつらえてあり、いい感じ。ゆっくりお昼を楽しむことができそう。期待感が高まります。
運ばれてきた食事は、小箱に入った2段弁当。かわいい、美味しそう。小さな和のおかずが詰まったお弁当はどれも本当に美味しく、ひとつひとつ丁寧に作られていることがわかり、大満足でした。特に白みそ仕立ての椀物が温かくておいしくておかわりしたいぐらいでした。デザートの梅ゼリーとお茶もいただいて、ゆっくりほっこりできたランチタイムでした。
施設全体が、日本家屋のためか、この日の寒さのためか、あまり暖かくなく食事の時は、ひざ掛けを貸していただきました。
送迎バスで帰途につく、、はずが、、💦
食事の後は、包装してもらっていたお菓子をピックアップして、餅花を取りに。持って帰りやすいように枝をくるくると巻いてとめてありましたが、紙袋から大きくはみ出して、バランスもよくなかったので、持ち帰るのに一苦労。こんなに大きい枝だったとは。
それでもくじけず、パン屋さんに寄って、和菓子店ならではのあんこを使った栗アンパン、私の大好きなイチジクパンをゲット。パン屋さんの2階にもコーヒーとパンが美味しくいただけるカフェがあるようでした。自然の中のいい感じのカフェ。こちらでゆっくりするのも良さそうです。
さて、バスの時間があったので、とりあえず古民家まで戻ります。少しお菓子を見ていたら、なんと、バスの時間を逃してしまいました💦次のバスは1時間後、、、💦
お汁粉に救われる お善哉=おぜんざい
仕方なく、古民家にもどります。この際、気になっていたお汁粉をいただきながら、バスを待つことにしよ! 叶匠寿庵の代表銘菓あもを使ったお汁粉(おぜんざいもあります)、ほっこり温かくて美味しかった。焼餅が入っていて、あもに入っている求肥がところどころに。作り方の用紙付き。お昼をいただいた後だというのに、しっかり美味しくいただいてしまいました。ご馳走様!
おぜんざいって「お善哉」って書くのね・・。
次のバスには早めに行って無事乗車。電車でも突き出した餅花の枝が邪魔にならないように苦心しつつも何とか持ち帰ってきました。
帰って餅花の紐をといてみると、やっぱり大きい!でもなかなか見栄えがするではありませんか。どこにどんな風に飾ろうかな。竹筒と羽飾りも2つ付いていました。お正月が楽しみです。この餅花は持ちがいいらしく、年中飾ってもいいそうです。お雛祭り、春まで飾っておこうかな。
今日一日で、自然の中のちょこっと散策、餅花づくり体験、おいしい和のお弁当ランチ、お買い物を楽しむことができたプチ旅でした。大満足。
新しい年も、新しい旅と出会いのある素敵な年になりますように✨
Have a nice trip ❢