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ヘルシンキで本当に美味しかったレストラン3選【2025年夏】実体験レポート ☆評価付き 北欧2週間旅・フィンランド

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「北欧のごはんって、美味しいの?」対する答えは「美味しいですよ~!」素材の良さを生かした味わいは、日本人の舌に優しくなじみます。

昨年に続き2度目のヘルシンキ。今回は5日間の滞在中に実際に足を運び、本当に「また来たいと間違いなく思えた超おすすめの3店を厳選しました。「北欧の思い出の味」として旅の記憶に残るお店ばかりです。

カフェとしても利用できるお店も含まれますが、今回は「滞在中のメインの食事」として総じて満足度の高かったレストランをセレクト。基本的に昨年は訪れていないお店に挑戦しました。注文したメニューや価格もすべて公開します。

注意 : 営業時間やメニュー内容などは事前に公式サイトやSNSで確認するのがおすすめです。更新されていない場合も多いためご注意ください。

カフェ・エンゲル(Café Engel)― 人気店の“穴場”は夕食時

所在地:ヘルシンキ大聖堂正面、元老院広場(セナーテン広場)沿い
形式 :ハーフセルフカフェ(カウンターで注文・支払い後、自分でトレイとカトラリーを持って着席。料理は席まで運んでもらえます)
メニュー:フィンランドの家庭料理(サーモンスープ、サラダ、サンドイッチなど)、手作りケーキ、シナモンロール、ドリンク

🍴 注文メニュー
トナカイ肉のシチュー(EUR 19.60)
お料理が来るまで、どんなのか予想できませんでした・・。私にしては少しチャレンジでした。たっぷりのマッシュポテトの上にフレーク状のトナカイ肉とその上にリンゴンベリー。臭みやクセはまったくなく、シチューソースも含めとても美味しくいただけました。味も濃すぎずちょうど良し。完食。北欧ならではの一品でした。

ガイドブックにも必ず掲載される有名店で、観光名所のど真ん中にありながら、慌ただしさを忘れてゆったり過ごせる、ヘルシンキらしいカフェです。クラシックで落ち着いた雰囲気、そして何より観光の合間に立ち寄りやすい立地から、地元の人にも旅行者にも大人気。

店名は、この広場周辺を設計したドイツ出身の建築家 カール・ルードヴィッヒ・エンゲル に由来。歴史ある街並みに溶け込む佇まいが魅力です。朝食からランチ、ブランチ、夕食、カフェタイムまで幅広く利用でき、夏にはテラス席もオープン。白亜の大聖堂を眺めながらのひと休みは格別で、人気店であることにも納得です。

昨年、何度も前を通りながら気になっていたものの、いつも満席の印象。特に大聖堂が見える窓際席は、いつ見ても埋まっていました。「どうせならあの席に座りたい…」と思っていた今回、訪れたのは滞在初日の平日・夕食時。すると、なんと窓際の席がすべて空いている!店内も驚くほど静かで落ち着いた雰囲気。もちろん迷わず窓際の特等席へ。白亜の大聖堂を眺めながら、ゆっくりと夕食を楽しみました。最高!

カウンター横のショーケースには、ケーキやペイストリーがずらり。どれも美味しそうで、カフェ利用も間違いなくおすすめ。ただ、静かな雰囲気と窓際席を狙うなら、平日の夕食時が断然おすすめです。

⭐雰囲気 :★★★★★
⭐味   :★★★★★
⭐サービス:★★★★★

クルマ(Qulma)― 野菜たっぷりのスープブッフェがうれしい

所在地:ヘルシンキ大聖堂から徒歩約7分(Mariankatu 13)
形式 :カフェビストロ/スープブッフェ(ランチタイム)
メニュー:スープ、パスタ、サラダ、惣菜、デザートなど日替わり

🍴 注文メニュー  スープブッフェ(EUR 14.70)

店内は居心地よい空間で、まさに地元の人の日常ランチスポット。観光客だけでなく、近隣で働く人や学生にも親しまれている様子です。事前に見たブログで「人気があり混むので、11:00開店直後がおすすめ」とあったので、平日の11:00過ぎに到着。混雑もなく、落ち着いた席を確保できました。この日のスープはキノコのクリームスープ。想像以上にお惣菜の種類が多く、しかも野菜たっぷり。滞在中どうしても不足しがちな野菜をしっかり補給できて、とてもありがたかったです。しかも美味しい。まずは少しずつ盛り付けて味見し、スープを含め、特に気に入った料理をおかわり。ドリンクやプチデザートも付いていて、大満足の内容でした。

雰囲気:★★★★☆
味  :★★★★☆
サービス:★★★★☆

クー(Restaurant Kuu) ― 今回のNo.1 安心感と特別感を兼ね備えた老舗レストラン

所在地:Töölönkatu 27, 00260(中心部から少し離れた、静かな公園近く)
形式 :レストラン(ウェブサイトから予約可/ディナーのみ)
メニュー:フィンランドおよび北欧の伝統料理をベースにしたモダンな一皿(地元産の魚、肉、野菜、ベリーなど)

🍴 注文メニュー   スープ・メイン・デザートの3品(EUR 61)

夏の豆スープ ― 2層の濃厚スープの上に、テーブルでさらにクリームスープを注いでトッピングして完成するサプライズ演出。目にも鮮やかなグリーンで、豆の旨味がぎゅっと詰まった滋味深い一皿。スープ好きの私に大ヒットでした。

白身魚のソテー 夏野菜添え ― 程よくソテーされた魚に、色とりどりの夏野菜。クリーム状のソースが程よく、盛り付けも美しい。もちろん味も素晴らしいメインディッシュ。

パンナコッタ リコリスムースとラズベリージャム添え ― パンナコッタ好きの私は即決。リコリスの独特な風味がアクセントになり、甘さ控えめで大人のデザートでした。

メニューの伝統的なサーモンスープも魅力的で、最後まで迷いました。次回はぜひ。
飲み物は注文しませんでしたが、スパークリングウォーターを選べたので十分でした。

フィンランド語で「月」を意味する Kuu は、1966年創業の老舗。格式ばりすぎず、それでいて特別感のある落ち着いたビストロの雰囲気で、リラックスして食事を楽しむことができます。このお店は、ヘルシンキ最後の夜に選び、事前にウェブサイトから予約しました。メニューも掲載されていたので、あらかじめ内容を把握できたのも嬉しいポイント。 👉https://ravintolakuu.fi/en/home/
当日は16:30と夕食には少し早めの時間だったため一番のり。次第に、友人同士のグループや地元の熟年カップルが、ワインを選びながらゆったりと食事を楽しんでいました。スタッフの方々もとても感じがよく、最高のヘルシンキ最後のディナーとなりました。

雰囲気:★★★★★
味  :★★★★★
サービス:★★★★★

りんりん
りんりん

どのお店も満足度が非常に高く、心から「行ってよかった」と思える食事ばかり。大・大・満足のヘルシンキグルメでした!

Have a nice meal time

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