この日は、北欧陶器を堪能する日!と決めて楽しみにしていたグスタフスベリ行き。早起きして、準備万端出発しました。まだ早朝だったので、まずはグスタフスベリ行きのバス停を確認してから展望スポットへ寄って、、と思っていました。ところが・・・。
バス停がみつからない💦
地下鉄スルッセン(Slussen)からバス、但し、バス停までややこしい・・とブログに書いてあった、、、。その通り、バス停が見つからない!上下道路あり、バス停複数あり、駅周辺大規模な工事ありで、Google Map先生のいう通りに進めない💦 同じ場所を何度も行ったり来たり、上がったり下がったり、1時間近く迷いに迷いました。結局、たまたま近くに停まっていたバスの運転手さんに尋ねてようやくバス停にたどり着きました。地下鉄駅からもけっこう離れていて、難易度かなり高かったです。
ちょうどグスタフスベリ行きのバスが発車するところで、早すぎるけど、乗ってしまいました。そこからバスで約30分。前の方に座って、降りる所もバスの運転手さんが教えてくれました。ようやく到着。

施設が開くまで1時間以上ありました。そこで、風光明媚な海岸沿いをぶらぶら歩いたり、いい感じのカフェで朝フィーカしたり、スーパーマーケットでお土産を物色したりして、過ごしました。

Gustavsberg Porcelain Museum(グスタフスベリ磁器博物館)
グスタフスベリ磁器博物館は、1825年頃に創立されたグスタフスベリ陶磁器工場の遺産を展示する施設で、1956年から一般公開されています。そのコレクションは、かつてスウェーデン協同組合が所蔵していたもので、2000年に国家へ寄贈され、現在はナショナルミュージアムが管理しています。

約45,000点にのぼる磁器作品を収蔵しており、その中から約2,000点が展示されています。展示作品はオブジェ、花瓶、テーブルウェア、衛生陶器、エナメルやプラスチック製品など多岐にわたります。中には試作品も含まれます


見どころのひとつは、著名デザイナー達の作品の展示です。
スティグ・リンドベリ(Stig Lindberg)、リサ・ラーソン(Lisa Larson)、ヴィルヘルム・コーエ(Wilhelm Kåge)、カリン・ビョリクスト(Karin Björquist)、ティラ・リュンドグレン(Tyra Lundgren)など、有名なデザイナーの作品が豊富に展示されています。
工房体験(ワークショップ)コーナーがあり、来館者は工房で粘土を使った工作体験ができ、スカルプト、ろくろ作業(回転台を使った成形)などが楽しめます。今回来訪した時も子ども連れの家族が楽しそうに体験を始めるところでした。

博物館は昔の工場建物内にあり、釉薬工場直結の雰囲気を感じさせます。かつての工場跡は陶芸家や職人たちのスタジオとして使われ、地域のアートコミュニティと密接に結びついているそうです。


展示の仕方、レイアウトが美しく、目の保養になりました!朝一番だったので、人がほとんどおらず、ゆっくり心行くまできれいな陶磁器作品の数々を見ることができました。日本でも人気のリサ・ラーソンのここグスタフスベリとの関係、経歴も知ることができ、動物園シリーズなどの作品も合わせて見ることができて、興味深かったです。

Gustavsbergs Porslinsfabrik(工場直営ショップ)
いわゆる「セカンドクオリティ(アウトレット扱い)」の磁器やストーンウェアを割安で販売するファクトリーショップです。品質検査でわずかな欠陥が見られた商品を中心に、お得に購入できます。

Iittala アウトレット(イッタラおよびその他ブランド)
フィンランドのIittalaをはじめ、Rörstrand(ロールストランド)、Arabia(アラビア)、Fiskars(フィスカルス)など、北欧の人気ブランドの製品を割引価格で購入できるアウトレットショップ。かなりの数の魅力的な食器類をはじめ、有名ブランドの製品が並びます。開店と同時に入ったのですが、けっこうな人が食器を真剣に選んでいました。日本人家族もちらほら。私も気になるマグカップを検討したり、何度も店内を回りました。

昨年春にフィンランドで購入した(定価で!)フィスカルスのムーミン柄のハサミが30%OFFで売られているのを見てしまった・・・💦見なかったことにしておこう。
このアウトレットは、ヘルシンキのお店より、ほぼすべてがお買い得な印象でした。北欧食器を探している方は、必見かも。但し、アウトレット品なので、検品を慎重にする必要がありそうです。私はさんざん迷ったあげくに今回は購入なしでした。旅が始まったところなので、荷物になる、移動中に割らずに持って帰れる自信がない、という理由から。
美しい陶磁器の数々を堪能して、お昼過ぎには、町中に戻ってきました。その後は、昼間の大賑わいのガムラスタンへ。
Have a nice trip ❢