この日は旅の後半に向けて大移動の日。
ダーラ・フローダという田舎町からバスと電車を乗り継いで、ストックホルムへ向かいます。お昼過ぎに到着してからは、夜の乗船まで少し時間があるので、港の近くにある写真博物館「フォトグラフィスカ(Fotografiska)」で過ごすことにしました。そして、15時ごろに港を出発し、船で1泊しながらヘルシンキへ。海外での船中泊は初めてなので、楽しみにしていたことのひとつです。

スムーズにストックホルム到着
早朝からの乗り継ぎも順調で、無事にストックホルム中央駅に到着。
大きなスーツケースを抱えながら、以前迷ったことのあるスルッセン駅周辺を思い出します。あのあたりは工事中でややこしかったんですよね…。この荷物を持って迷いたくない。そこで今回は駅前からタクシーを利用。向かうのは港近くの写真博物館フォトグラフィスカです。タクシーは快適でしたが、予想以上に高くついてしまった💦 時間と体力をセーヴできたと思えば、、、と自分に言い聞かせる。
港を望むレストランでランチタイム
ちょうどお昼時に到着したので、博物館1階のオープンエアのレストランでランチをとることに。港を見渡す開放的なテラス席は最高のロケーション。お天気にも恵まれて、移動の疲れも癒されるひとときでした。しかもいただいたサーモンのソテーは絶品。満足。



博物館でスーツケース、どうしよう?と思い受付で尋ねると、地下に大きいロッカーがあるとのこと。ラッキーなことに最後の1つが空いていて、無事に荷物を預けることができました。
フォトグラフィスカの館内をゆっくり満喫
展示は世界的な写真家によるポートレートや街の風景、モノクロ写真など見応えあり。映像展示も多く、アートの街ストックホルムらしい内容でした。


写真博物館 フォトグラフィスカ(Fotografiska)概要
ここは、アートの街ストックホルムでも人気の現代写真美術館(Contemporary Photography Museum)。地下鉄Slussen(スルッセン)駅から徒歩約10分のところにある港沿いにあります。その特徴と魅力は・・・⤵
☆彡 世界最大級の写真美術館 ー 常設展はありませんが、世界的に有名な写真家から新進気鋭のアーティストまで、幅広い作品を展示。年間数回の企画展が入れ替わりで開催されます。



☆彡 アート×社会的メッセージ ー 美しさだけでなく、社会問題・人権・環境・アイデンティティなどをテーマにした展示が多く、「写真を通じて考える場」としても評価されています。


☆彡 夜まで楽しめるミュージアム ー 他の美術館が閉まる夕方以降も営業しており、「夜も楽しむことができる美術館」として地元の人にも人気。ライトアップされた港の夜景も楽しめます。
☆彡 世界展開 ー ストックホルムを本店とするフォトグラフィスカは、ニューヨーク、タリン、ベルリンなどにも拠点を広げています。いずれも「写真を通じて人々をつなぐ」という理念を共有しています。
そして港へ…まさかの大失敗!



見学を終えたあと、ランチをいただいたカフェで気になっていたアイスクリームをいただき、ほっと一息。いよいよ港に向かいます。博物館から港までは徒歩7分ほど。
見えてきたのは、大きな客船「シンデレラ号」…あれ? 私の乗るはずの船は「ガブリエラ号」だったはず。まさかと思い、チケットを取り出して確認してみると・・・日付を1日間違えて予約していた!「今日乗れなかったら、今夜は?ヘルシンキでの予約は? 移動は? どうしよう…」頭の中では、ぐるぐるいろんな思いが駆け巡り、、、とにもかくにも窓口へドキドキしながら駆け込み、事情を説明。
…からの奇跡のようなラッキー!
端末を操作していた受付係の女性が「うーん…空いてないですね…」と首をかしげた後、「ちょっと待って、1部屋だけ空いてます!」と。なんと奇跡的に1室だけ空いていたのです。予定よりランクの下がる部屋でしたが、そんなことはこの際どうでもいい!無事に今夜の船に乗れることになりました。「助かった~」と安堵のため息。
しかも、ランク差額分を船内で使えるクーポンとして返金してもらえるという嬉しいオマケまで。食事でもお土産でも使えるとのこと。なんという幸運…! シンデレラ号万歳!

自分に教訓!
無事に乗船し、部屋に荷物を置いてほっとひと息。
この旅最大のハプニングに冷や汗をかきましたが、おかげで?かなり記憶に残る出来事になりました。旅にトラブルはつきものとはいえ、あせりました💦
教訓 「予約の日付は、ダブルチェックを!」

ヴァイキングラインのシンデレラ号乗船体験もまた後日ご紹介します!旅もいよいよ後半へ。フィンランド・ヘルシンキ編へ続きます。
Have a nice trip ❢
