フィンランド ヘルシンキ まずは王道 心静かにヘルシンキを感じる場所 ~ヘルシン大聖堂・ウスペンスキー大聖堂・テンペリアウキオ教会・カンピ礼拝堂~

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5年前、飛行機もホテルも全て予約していたにも関わらず、コロナ禍で泣く泣く全てキャンセルしたヘルシンキへの旅、ようやく実現しました!まずは、王道の市内で徒歩でも回れる4か所をご紹介します。どれも外観のたたずまいが特徴的で美しい建築物でもありますが、外から眺めるだけでなく中にもぜひ入ってほしい。座席に腰掛けてしばしその空気感を感じてほしい。外の喧騒を忘れることができる荘厳な静けさがなんとも言えない、心静かな時間を過ごすことができます。

ヘルシンキ大聖堂 (Helsingin tuomiokirkko)

ヘルシンキのシンボルとも言える白亜の大聖堂。美しい新古典主義建築で、セナート広場に面しています。大階段からは市内の素晴らしい景色を楽しめます。地元の人や観光客が階段に座って思い思いの時間を過ごしています。晴天の空に映える大聖堂、美しい。入場無料。

ウスペンスキー大聖堂 (Uspenskin katedraali)

ロシア正教会の大聖堂で、ヨーロッパ最大の正教会建築のひとつ。赤レンガの外観と黄金のドームが特徴で、内装も非常に荘厳です。私が泊まったアパートメントタイプのホテルから歩いてすぐでした。毎日見ても美しいその外観。真冬の寒さだというのに、咲き乱れていたブルーがかったパープルの可憐な花が美しかったです。雪を被った姿も美しい。

大聖堂の下手には、犬用の!公園(Park for dogs)が。地元の方の犬の散歩の定番ルートのようでした。犬連れ同士、言葉を交わす様子が微笑ましい。入場無料。

テンペリアウキオ教会 (Temppeliaukion kirkko)

雪が降りしきる中、ようやくたどり着いたこの教会。岩をくり抜いて作られた独特の姿をしています。雪の積もった建物の上を滑らないように歩いてみました。雪に隠れてよく見えなかったのですが、建物の上(屋上?)に小さなガーデンスペースがあるようす。晴れていたらこちらのスペースでくつろぐのも良さそう。建物の中は、自然光が降り注ぐ設計で、独特の静けさと美しさに心穏やかになります。音響効果も高く、コンサートが行われることもあるそう。礼拝の時間に訪れるのもいいかもしれません。入場料を払って中に(奥の方まで)入りましたが、建物内には無料で入れるので、そこから見るだけでも価値があります。

カンピ礼拝堂 (Kampin kappeli)

静寂の礼拝堂と呼ばれるこちらは、モダンな木造建築で、繁華街の真ん中にあるにもかかわらず、圧倒的な静けさを感じられる場所。中は決して広くはありませんが、心がシンと落ち着く空間でした。私が訪れた時は、幸い観光客がほとんどなく、心に沁みわたるような静寂をしばし楽しむことができました。入場無料。

Have a nice trip

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