
竹富島観光の定番は自転車。舗装されていない道や砂道、ガタガタした道が多いこの島。どうせなら…と、少し変わったファットバイク(太いタイヤの自転車)をレンタルし、島の主要スポットを約2時間かけて巡りました。

島のレンタルバイク店
島内にはレンタルバイク店が数件あり、どのお店も自転車の台数が多く、種類も豊富。一般的なシティサイクルから、電動自転車、二人乗りや、子ども用、そして今回利用したファットバイクのような少し個性的なタイプまで揃っています。体力や天候に不安がある場合は、電動自転車も安心。
営業時間も朝9:30から開いているところがほとんどなので、観光客の少ない静かな朝に自転車で巡るのもおすすめです。
最初目指した「ファットバイクレンタル竹富島」は、残念ながら休業日。今回私が借りたのは、「友利観光」というお店。事前にスマホで登録しておくと手続きが早いです。午後には団体ツアーの方がたくさん借りに来ていました。竹富港からの送迎もしてもらえるそう。
静かな集落の道を走りながら、鮮やかに咲くブーゲンビリアの花に何度も足を止めてみとれました。舗装道路は少なく、ガタガタ道や砂道、坂道もありましたが、島の主要スポットをひと通り巡って、所要時間は約2時間。写真を撮ったり、立ち止まったりしながらでも、じっくり回って「ちょうどいい」と感じる時間でした。

レンタルバイクで島を一周
自転車を借りていざ出発。始めは慣れない自転車なので、ゆっくり進みます。竹富島は自動車が少ないので安全です。ただし、砂利道、舗装がガタガタになっている道、砂道があるので、要注意。
美しい夕陽の名所 西桟橋
まず向かったのは、西桟橋。
桟橋から眺める夕陽の名所として知られ、有形文化財にも指定されている「西桟橋」。干潮時には遠浅の海と空が溶け合うような景色が広がります。ガイドブックなどでは、「竹富島に宿泊したら、ここはマスト!」と言われる景勝地です。

ところが、この日はかなりの強風。桟橋の先の方まで行ってみようと、足元に気をつけながらゆっくり歩きます。風にあおられて体が持っていかれそうになり、正直なところ少し怖いほど。「子どもだったら飛ばされてしまいそう」と思うくらいの風でした。先まで行って戻るまでずっと緊張しっぱなし。夕方まで強風注意報が出ていたこともあり、この日は夕陽を見に再訪するのは断念しました。荒々しい風吹く中の桟橋は、穏やかな日だけでなく、自然の厳しさも感じさせてくれました。
残念ながら、滞在中ずっと風が強い日が多く、今回の旅では、夕陽には出会うことができませんでした。ちょっと心残り。
白砂広がるビーチ コンドイ浜
西桟橋に続いて訪れたのが、コンドイ浜。
白砂とエメラルドグリーンの海が広がる、島を代表する海水浴スポットです。遠浅で普段は穏やかな海だそう。この日は強風の中、思いがけず迫力ある光景に出会いました。


海辺に自転車を停めて景色を眺めていると、空に大きく舞い上がるパラセーリングをしている人たちが。強風の中、勢いよくジャンプする姿は迫力満点!初めて見る光景に、しばらく座り込んで見入ってしまいました。
穏やかな海というイメージのコンドイ浜ですが、同じ場所でも、天候によってまったく表情が違うのですね。
星砂きらめくカイジ浜

次に向かったのは、星砂で有名なカイジ浜。この季節にしては観光客が多かったです。皆さん、星砂を探しているようす。
浜辺のバックには沖縄ならではの木立の林があり、その木々の緑と海の青さのコントラストがとても美しかったです。ここでようやく青空が見えてきたのもうれしい。海の色は澄んでいて、思わず深呼吸したくなるような景色が広がっていました。

浜の入り口付近は、星砂を探す観光客が多かったのですが、少し浜辺を歩くと人気もなく美しい海と木と空が。しばし浜辺に座ってその穏やかな景色をのんびり楽しみました。観光地らしい賑わいと、島らしい静けさ。その両方を感じられるのが、カイジ浜の魅力なのかも。
木立には、木のブランコなどの遊具があり、子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿がとても和やか。その様子を眺めているだけで、こちらまで穏やかな気持ちになります。


星の形をした砂が見つかることで知られるカイジ浜。観光スポットでありながら、どこか素朴で、のんびりとした空気が流れる浜です。竹富島の中でも、特に家族連れに人気があるのもうなずけます。
島の原風景をぬけて、仲筋集落から西集落へ
カイジ浜のあと、自転車で仲筋集落へ向かいました。白砂が敷き詰められた道は、走るたびにやわらかな音を立て、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

竹富島の中心部に広がる仲筋集落から西集落にかけてのエリアは、赤瓦の屋根、白砂の道、石垣に囲まれた家々が続く、島の原風景ともいえる場所です。
観光地でありながら、今も人の暮らしが息づいていることを感じられます。


島で唯一の小学校と中学校があり、竹富島で生まれ育った子どもたちの生活の気配が感じられるのも、このエリアならでは。帰宅途中の子ども達を見かけました。くりくり坊主頭が可愛い小学生の男の子たち。もちろんここは観光のための島ではなく、日常が続いている場所なのですよね。
西集落からの帰り道と、静かな夜
西集落に戻って、自転車を返却。ちょうど2時間。
帰りは星のやの送迎バスを利用しようかとも思いましたが、時間が合わず、集落から歩いて戻ることに。

木立の中を通る道は静かで、木々がちょうどいい具合に強い日差しを遮ってくれていました。島の自然を身近に感じられる心地よい静かな帰り道です。途中、特別な景色があるわけではありません。そして誰にも出会わない。足元の土の感触を感じながら「歩いて帰る時間」そのものが、この日を静かに締めくくってくれました。
所要時間は約20分ほど。気がつくと、星のや竹富島の敷地に到着。


『ゆんたくラウンジ』でお茶とお菓子をいただき、あとは部屋に戻って、ただゆっくり過ごすだけ。
この日の夕食は、部屋でいただく島鍋。
星のやでの食事については、別記事でご紹介しています。⤵
「星のや竹富島」での食事体験 〜島の食材とともに過ごす、4泊5日の食の記録〜 | あらかん女子の今日も気ままにひとり旅
Have a nice trip❢
