

竹富島の集落を、特に目的も決めずにゆっくり散策していたときのこと。
ふと目に留まった一軒のおうちの入口に、「ジーマミー豆腐作り体験」の案内が出ていました。
『じーまみ家』 (費用については一番下へ⤵)


時間には余裕があるし、ジーマミー豆腐は大好物。それ以上に、その古民家の昔ながらの佇まいに心を惹かれ、思い切って中へ。予約もなく、まさに飛び入りでしたが、「どうぞ」と温かく迎えてくださり、そのまま個人で体験させていただくことに。結果的に、出来上がったお豆腐の試食まで含めて、たっぷり2時間、お土産付き!この古民家で、ゆっくりとした島時間を過ごすことができました。
想像以上に本格的なジーマミー豆腐作り
体験は、最初から最後までとても丁寧で細やかな説明付き。
工程表もしっかり用意され、道具はどれも清潔に整えられていて、安心感があります。
まずは、茹で上げたピーナッツをミキサーにかけ、それを布でぎゅっと絞る工程。
これがなかなかの力仕事で、腕にぐっと負荷がかかります。
翌日は筋肉痛になりそう…と思うほど。


さらに、お鍋で練る工程では、焦げ付かないように絶えずへらを動かし続けなければならず、こちらもなかなかの力仕事。気づけば汗だく。こんなに力がいる工程だったとは。タレも市販品ではなく、自分で手作り♪ なんとかすべての工程を終え、お豆腐とタレは急速冷蔵庫へ。
大変ではありましたが、工程ひとつひとつが分かりやすく、終始楽しい体験時間でした。自分で作りきったぞという達成感も!
器選びも、もうひとつの楽しみ
お豆腐を冷やしている間は、器選びの時間。これがまた、かなり楽しいひとときでした♪琉球ガラス、やちむんの器、箸置きやカップ、テーブルマットまで、種類がとにかく豊富。どれも実際に手に取って選ぶことができます。店主さんが沖縄各地のお店を回り、ひとつひとつ集められたものだそうで、なかなかのセンス。


迷いに迷った末、お気に入りの組み合わせを選び、自分だけのテーブルセッティング。この時間もまた、贅沢な楽しいひととき。

いよいよお味見!ジーマミー豆腐三種の味わい
出来上がったジーマミー豆腐は、つやつやで見るからに美味しそう。
しかも、タレと薬味が数種類用意されています。

- 一般的なタレ(先ほど手作りしたもの。みたらし団子と同じ材料)
+ わさび
+ すりおろし生姜 - オリーブオイル+ハーブソルト
- 黒蜜+きな粉
せっかくなので、全部試してみることに♪
①のタレ+わさびは、意外にも相性抜群。生姜もさっぱりして美味しい。
②の洋風アレンジも、お豆腐によく合い、新しい発見。
③は言うまでもなく、間違いない美味しさ。
さんぴん茶(他にも黒豆茶、ルイボスティー、麦茶などフリードリンク付き)と一緒にいただくジーマミー豆腐は、格別でした。「美味しい〜」と思わず声が出るほど。大満足。
心づかいまで嬉しい、お持ち帰り
余ったジーマミー豆腐とタレは、使い捨て容器を用意してくださり、お持ち帰りもOK。なんとも細やかで、心憎いお土産です。
滞在中のおやつにいただこう…と思うと、それもまた楽しみ。
古民家と、島の話と、人の温かさ
店主さんは、3年前にこの古民家を借り、元の家の良さを活かしながらリフォームして、このお店を始められたそう。そのいきさつや、竹富島の家の造り、お祭りの話など、いろいろなお話を聞かせていただきました。
ジーマミー豆腐の材料配合も、何度も何度も試作と味見を繰り返し、「ピーナッツアレルギーになりそうになったこともあるんですよ」と。だからこそ、この柔らかさ、この味。これまで食べた中で一番美味しいジーマミー豆腐でした。しかも、それを自分の手で作ったのですから、なおさら。
思いがけず、島の時間をゆったりと感じることができる、とても豊かなひとときでした。
竹富島のおうちと「神様の部屋」
体験中に伺った竹富島の昔ながらのおうちの話。
竹富島の家々には、一番座と呼ばれる「神様の部屋」があり、掃除する以外は入らない、使わないそうです。その部屋はかなり広く、実際の住居の三分の一ほどを占めているそうな。

ちょうど、ジーマミー豆腐作りをしていた背後に、その神様の部屋がありました。何にも置かれていない清らかな畳敷の空間でした。日常と信仰が自然に同居している、竹富島ならではの空間です。そんな竹富島のおうちに入ることができたこと、その空間を感じることができたことも、お豆腐づくりと合わせて貴重な体験でした。

思いがけず、島の暮らしと人の温かさに触れることができた、忘れられない豊かな時間でした。
『じーまみ屋』体験料について + ないしょ情報
お話した体験を全部含めて、2時間で4,800円(税含む)でした。内容と体験の充実さは、その価値が充分あると思います。
ないしょのお得情報:実は、「星のや竹富島」でもオプションアクティビティとして案内されているこの体験、同じ場所同じ内容が7,656円/1名様(税・サービス料10%込)であることを後日発見。無料シャトルバスを利用して自分で訪れて直接申し込んだ方がお得なことは一目瞭然ですね。
Have a nice trip❢
