北海道 十勝 魅力あふれる『六花の森』『中札内美術村』～ひとり旅～

今回は北海道十勝で、またまた素敵な風景に出会える場所を紹介いたします。

六花の森 〈ろっかのもり〉

六花の森は、北海道中札内村（なかさつないむら）に位置し、知る人ぞ知る北海道を代表する製菓会社「六花亭（ろっかてい）」が運営する自然とアートが美しく調和した庭園です。ここでは十勝の豊かな自然を生かし、四季折々の草花が咲き誇る美しい景観が広がっています。草花を散らしたイラストのあの有名な六花亭の包装紙、だれもが見たことがあるはず。あの草花が咲き乱れるガーデンとしても有名です。

六花の森は、単なる庭園としてだけでなく、アートと自然の織り成す景観が特徴的です。澄んだ小川のさらさら流れる園内には、彫刻家や画家の作品が展示された小さな美術館が点在しています。

園の隣にはガラス張りのセルフオーダー式のカフェとショップもあります。六花亭のスイーツなどを楽しみながら、美しい風景を眺めながら、カフェでランチやお茶をするのもおススメです。

【アクセス】　JR帯広駅から「帯広・広尾線」のバスで、1時間～1時間20分、「道の駅なかさつない」で下車。そこからレンタサイクルで約7分、又は徒歩で15分。

六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村〈なかさつないびじゅつむら〉

六花の森からも程近い場所に位置し、豊かな森の中に芸術作品を展示することを目的とした広大なアートスペースが森の中にあります。十勝の雄大な自然を背景に、彫刻や絵画、建築など、多様なアート作品が集まり、訪れる人々に大自然の中、アートに触れる贅沢な時間を提供してくれます。森の中に点在する大小の美術館の数々では、有名芸術家の作品館や、期間限定展示のアートなどを楽しむことができます。

散策に疲れたら、ログハウス風のカフェ『レストラン ポロシリ』でランチやティータイムを。地元の方手作りの十勝の大地からとれた季節の農作物で丁寧につくられたメニューが楽しめます。野外テラスもあり、お天気の気持ちのいい季節には、外のテーブルでランチをいただくのも気持ちがよさそう。日替わり料理の数々は、どれも美味しそうで、迷ってしまいます。私がいただいたのは、お豆のトマトソースグラタン「ポロシリ」と野菜たっぷり「野菜汁」。どちらも素材の持ち味を生かした素朴な味でとても美味しくいただきました。ひとつひとつが結構ボリュームがあるので、数人で行ってシェアするといろんなメニューをいただけていいですね。そこは、ひとり旅の残念なところ。ぜひ訪れてほしいカフェです。私が行った時は、週末限定オープンでした。事前にあいているかどうか要チェックです。

一日この美術村でゆっくり過ごした私が最後に見つけたのは、森のはずれにある秘密の花園のようなガーデン。花あふれるアーチに縁どられた小道が続きます。ちょっとした隠れ家のような静けさと共に目と心が喜ぶ風景に出会うことができた場所です。木陰のベンチでゆっくりのんびり緑に囲まれて静かな時間を楽しむことができました。

【アクセス】　JR帯広駅から「帯広・広尾線」のバスで、約1時間20分、「中札内美術村」下車徒歩で3分ほど。もしくは、「道の駅なかさつない」で下車し、そこからレンタサイクルで約15分。

美術村も六花の森と同じく、六花亭が経営しています。どちらも同じ路線バス上にあり、一日で回れまますが、私はどちらも大好きなお気にいりの場所なので、それぞれ一日かけて堪能しました。

Have a nice trip ❢