3つの宿泊棟、温泉、サウナ小屋、、、穂高養生園の癒しの施設の数々をご紹介してきました。まだ他にも、養生園には滞在中に、ホッとくつろぐことができる自然の緑に囲まれた居場所があるのです。

木と人カフェ
里の家からさらに続く道路を上って(他にも森を抜けていくルートもあり)歩いて約20分の森の中にある宿泊ゲスト専用の「木と人カフェ」、手作り感いっぱいの木のおうちカフェです。基本的に無人ですが、スタッフが奥のキッチンスペースでお仕事中のことも。
1階は、カフェスペースで居心地の良い木のテーブルやチェアがいくつもあり、セルフサービス形式で、ハーブティーやコーヒー、スコーンやクッキー等のスタッフの手作りお菓子がいただけます。利用料はカンに現金で入れるスタイル。外のテラスには、ベンチやハンモックがあり、森の木漏れ日を感じながら、好きな場所でセルフティータイムや、読書、瞑想、お昼寝など、自由なくつろぎタイムを過ごすことができる場所です。2階は、広いホールになっており、ワークショップや、ヨガなどに利用されています。

2階にある秘密の(?)ミニテラスは私のお気に入りの場所。木のベンチに腰掛けて、足をぶらぶらさせながら、ゆっくり読書したり、ただただボーっと森の緑を眺めていたりします。
このカフェは、養生園の宿泊者のみが利用できる隠れ家的なカフェ。但し、利用時間が決まっています。2025年5月の時点では、11:00~16:00頃。
アースバック・ハウス

木と人カフェから、少し降りていくと、不思議な建物が現れます。アースバック・ハウスと呼ばれる自然素材を活かした小屋です。2010年ごろから、1,2年かけてボランティアの方達が作り上げたこの「森の東屋」。アースバック・ハウス=「地球に還る家」は、自然と共生し溶け込むデザインで、土だけで壁を構成する素朴さと、木材の柱や漆喰との組み合わせによる何とも言えない温かみを感じます。まるで物語に出てくる森の中の小人のおうちのよう。中にも入ることはできますが、今は建物自体は特に使用されておらず、その周りで子ども達がテントを張ってキャンプをしたり、キャンプファイヤーをしたりするイベントに使用されているそう。前の斜面を降りると山から流れゆく大きな川沿いに降りることができます。ここも心洗われる癒しのスポットのひとつです。

ハーブガーデン

養生園里の家には、ハーブガーデンがあって、様々なハーブが育てられています。その時々のハーブは、養生園の食事や、おやつに、そしてハーブティー、ハーブ水に利用されます。宿泊者は自由に摘んでオリジナルのハーブの香りいっぱいのハーブ水を作ることもできます。ハーブガーデンには、小さな東屋があって、そこのベンチも癒しスポット。すわって山の緑を眺めたり、川の流れの音や、小鳥たちの鳴き声に耳を澄ませたり、ゆっくりとした時間が流れています。早朝に散歩するとハーブを摘むスタッフに出会えますよ。

2つの自然農園
養生園の食卓を支える自然農園が2つあります。ひとつは、里の家から徒歩10分程度の場所にある「近くの自然農園」。農薬や化学肥料を使用することなく、出来る限り自然な農法で育てられるいろんな種類の野菜達。冬の間、作業をする小屋もたてられています。最近出現したオブジェ?アート?は、養生園を訪れたフランス人ご夫妻が自然素材を利用して製作されたとか。この農園の目印、シンボルとなっているようす。私は密かに「エノキダケアート」と呼んでいます。

もうひとつの農園は、里の家からどんどん下って、さらに農道をどんどん歩いて(片道徒歩60分!)のところにある「遠くの自然農園」。広~い農園の一部にあります。目印は、小さな東屋。2回訪れたことがある私。一度目は、ひたすら歩いて本当に60分。二度目の今回自転車で行ってみました。農道では、あまりにガタガタ道で自転車を降りて歩くことに💦養生園のスタッフは、軽トラックなどの車で往復するのでしょうね・・。
どちらの農園でも穂高養生園の食卓に並ぶお野菜の一部をスタッフが自家栽培しています。
穂高養生園について、こちらのブログでも⤵


Have a nice stay ❢