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穂高養生園 豊かな緑あふれる環境と6つの散策コースを楽しむ

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これまで、穂高養生園の魅力の数々をお伝えしてきましたが、その環境といえば、その圧倒的な緑の豊かさです。北アルプスのふもとに位置し、安曇野の豊かな森に包まれて、どこまでも自然がいっぱい。今回は、5月の末に訪れたこともあって、いろんなグラデーションの緑の森が色鮮やかで、その森や山を眺めているだけで心落ち着き、癒されました。

目の前には、地元では「信濃富士」とも呼ばれる美しい有明山(ありあけやま)、そして、お天気の良い日には雪を被った穂高岳も眺められることも。すぐそばを流れるのは中房川(なかぶさがわ)。これは、北アルプスを水源とする清流で、穂高養生園のどこにいてもその流れの音が聞こえてきます。アルプスの雪解け水なのか、その水量多く速い流れは力強く、そして澄んでいて、手や足を浸すと冷たくて気持ちいいです。

穂高養生園には、おススメのお散歩コースがいくつかあります。近くから遠く、お散歩気分のコースから、ハードなコースまで。基本的に里の家から出発です。森林浴を楽しみながらの散策コースいろいろ、お気に入りを見つけてくださいね。

プライベートビーチまで

プライベートビーチは、養生園スタッフがそう呼んでいる川沿いのビーチです。里の家から、ざわ~っと音を立てて流れる中房川の川沿いに降りることができます。清流と森の緑に囲まれてゆっくり読書をしたり、ただすわってマイナスイオンを身体いっぱいに浴びたり。

森の家、アースバック、木と人カフェまでの2コース

ひとつは、里の家前から車やバスも通る舗装道路をくねくね上って歩く道。迷う心配はなし。もうひとつは、森の中を、山道の緑の中をかき分け傾斜を登ったり、足元がすくむような橋や道を進むちょっとハードなコース。野生動物に遭遇することあり。野生動物たちの落とし物を踏まないように要注意💦

アダムの森コース

里の家から川の流れに向かい、橋を渡ると広がっているアダムの森。その橋といい、うっそうと緑深い森といい、私の一番のお気に入りコースです。橋の階段や、森の中の石に座って、ただただ森の緑を感じる時間が好きです。今回は、散策コースから小道に外れて両脇の草をかき分け、プチ探検もしてきました。

有明神社を抜けて近くの農園コース

小川の流れる森を抜けて有明神社へ、さらに森の中の道を進みます。たくさんの道祖神が見守る中、さらに森の中を抜けると養生園の農園に到着します。えのきだけのようなアートが目印。丸い形の畝の農園と仕事小屋、元気な鶏たちの鳴き声に迎えられます。

遠くの農園コース

山を下りてひたすら広がる畑の道を歩いていく養生園の遠くの農場までのコース。一番距離があります。

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原生林コース

里の家からの上り道、木と人カフェへ降りずにさらに上っていくと森への入り口が。川の流れに逆行して上って行くとさらに有明山に登る登山口の辺りまで。途中には、道まで水が流れている所があるくらい足元は良くないですが、シンと静かで聞こえてくるのは、川の流れと時折の鳥の鳴き声だけ。森の妖精が出てきそうなうっそうとした森の中。川には魚がいるようで釣り人に出会うことも。

登山口から先は、まさに原生林。苔むした土や石を、木に結んであるリボンの印を頼りに原生林を進みます。本格的な登山道なので、一人で軽装でうっかり入り込まないように要注意です。今回は、ワークショップの一環としてスタッフの案内付きで原生林の中まで入りました。原生林の湧き水は、冷たくておいしくて、身体に染みわたります。

養生園の各部屋には、上記のおススメお散歩コースの写真付きの道案内(A4サイズ)があります。その地図を持って出かけるのがお勧めです。私の場合、最初の頃はそれを見ながらでもよく迷いましたが💦 そして、玄関の所にある「くま鈴」(くまに遭遇しないように居場所を知らせる鈴)と腰掛け用マットをお忘れなく。

お散歩コースで、また養生園の宿泊施設で野生の動物たちと出会うことがあります。先日は、里の家の屋根を走る何者か?!の音で目が覚めました。庭には、朝早くからくつろぐおサルの親子が。原生林への散歩途中には、すっくと立ち姿の美しいトナカイにも出会いました。でも、熊には、出会いたくないですよね。森に出かける時には、くま鈴が必須です。

りんりん
りんりん

慣れてくると、少し違った道を進んでみるプチ探検も楽しいです。お気に入りの場所を見つけて、身体と心いっぱいに森の空気を吸い込んでみてくださいね。

Have a nice trip

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