
スウェーデンの首都ストックホルムは、どこを切り取っても絵になる美しい街。その街を一望できる高台や展望スポットがいくつもあります。今回は現地ガイドさんも太鼓判を押す「感動の絶景スポットベスト3」をご紹介します。
早朝に訪れれば、特別な「独り占めタイム」を楽しめますよ。
市庁舎タワー

ストックホルムで最も高い場所から街を360度見渡せる展望タワー。
人数制限&事前予約制(👉Stockholm City Hall cityhall.stockhol )なので、混雑せず、ゆっくり景色を堪能できます。

レンガ造りの階段が美しく途中に飾られたアート作品も見応えあり。小窓からの眺めもまるで小さな額縁に収めた絵のようで、登る途中も退屈しません。ただし階段の段数は多め。幅も狭いのでスニーカーで行くのがおすすめです。エレベーターは6階までありますが、点検で止まっていることもあるのでご注意を。

そして何より、上るのは晴れた日を狙って!遠くまで見渡せる360度の大パノラマが待っています。
モンテリウスヴェーゲン(Monteliusvägen)・イヴァル・ロース・パルク(Ivar Los Park)

赤い柵の向こうに広がるガムラスタン(旧市街)の眺めは、まるで絵画のよう。歩きやすい木製の遊歩道が整備されていて、のんびり散策しながら刻々と変わる空の色と景色を楽しめます。

公園の芝生やベンチ、遊歩道に点在するベンチやテーブルなど、お気に入りスポットをみつけてゆっくり座って楽しむのもいいですね。ワインを片手に朝焼けを楽しむ地元の人の姿も見られます。サンセットの名所ですが、実は早朝もおすすめ。人が少なく、朝焼けに染まる街を静かに眺められます。
スキンナルヴィークスベリエット(Skinnarviksberget)

メーラレン湖越しに街を望む、大きな岩場の展望スポット。
足元はゴツゴツしていますが、岩に腰かけてお気に入りの角度を見つければ最高の時間が過ごせます。

ここも夕陽で有名な場所ですが、朝はほとんど人がいないので静けさも独り占め。鳥の声と風の音だけに包まれる贅沢な時間。絶景を前に岩に座っていると時が経つのを忘れてしまいます。
絶景をもっと楽しむコツ
ご紹介した3つの絶景スポット、心ゆくまで楽しむためのコツをご紹介します。
- 歩きやすい靴で
高台に行くには坂道や階段がつきもの。石畳の坂道は歩きやすい靴やスニーカーでゆっくり マイペースで上りましょう。 - 早朝がベストタイム
7月末の白夜の頃、ストックホルムでは、朝3時過ぎに空がほんのり明るくなり始めます。私がモンテリウスヴェーゲンとスキンナルヴィークスベリエットをそれぞれ訪れたのは、朝4時前後。どちらもサンセットが美しいことで有名な場所ですが、サンライズの時間もなかなかのもの。早朝は人のいない絶景を独り占めできる特別な時間です。ただし週末は地元の人も朝からちらほら見かけます。独り占めしたいのなら平日の早朝が狙い目です。 - 2カ所まとめて回る
モンテリウスヴェーゲンとスキンナルヴィークスベリエットは比較的互いに近いので、滞在日数が少ない方は、ハシゴするのもおすすめです。

早起きは三文の徳♪ 静かな朝の空気の中で、世界一美しいストックホルムの街の絶景を独り占めする贅沢をぜひ味わってみて!
Have a nice trip ❢