あらかん女子ひとり旅 海外

ストックホルムの地下鉄アート巡り7選 駅そのものが美術館!

この記事は約4分で読めます。

「世界一長い美術館」と呼ばれるストックホルムの地下鉄。全長110kmの路線には90以上のアート駅があり、それぞれに個性的なデザインが施されています。地元の人にとっては日常の風景ですが、旅行者にとってはアート鑑賞のような非日常体験です。日々の通勤通学でアートが身近にある生活なんて、さすがアートの街ストックホルム。

雨の日などお天気が良くない日に「地下鉄アート巡りの旅」をしてみるのはいかが? 私も雨の日プランのひとつに加えていたのですが、今回は、ラッキーなことに晴天続きでしたので、観光途中にたまたま立ち寄った地下鉄駅7件とその周辺スポットをご紹介します。

Centralen(セントラーレン駅)

ブルーラインの代表格で、ストックホルム中央駅に直結する、街の玄関口。青と白の幻想的な壁画が迎えてくれる中央駅です。天井いっぱいに広がる植物模様は、まるで北欧の森の中に迷い込んだよう。

☆彡 最寄りスポット:ストックホルム中央駅と直結。ガムラスタンへも徒歩圏内で、旅の起点になる駅。

Slussen(スルッセン駅)

ダイナミックな抽象画が印象的。大規模工事が続いているエリアですが、駅アートは健在。
☆彡 最寄りスポット:カタリーナエレベーター、セーデルマルム散策。フェリー乗り場、陶器の街グルタフスベリ行きのバス乗り場など、何かと拠点となる駅。かなりの頻度で利用しました。

Gamla stan(ガムラスタン駅)

古都の雰囲気を感じさせるデザインで、石畳や壁画が中世を思わせる色合い。壁面のデザインが旧市街の石畳とどこか呼応しているようです。駅から出るとそのまま旧市街の世界に。
☆彡 最寄りスポット:王宮、ノーベル博物館、絵本のようなカラフルな家並みの旧市街。

Kungsträdgården(クングストラッドゴーデン駅)

いちばん印象的だった駅。「王の庭園駅」と呼ばれ、緑と赤が入り混じった洞窟アートが圧巻。古代遺跡のような彫像や石の展示が駅のあらゆるところにあり、タイムトラベルした気分。ここのアートを見に来るだけでも価値あるスポットです。駅の入り口もまるで美術館への入り口のよう。

もうひとつ圧巻なのは、地下鉄駅から地上までの長~いエスカレーター。人の少ない時間に上りで利用したのですが、振り返るのが怖いぐらい。高所恐怖症の方にはお勧めできません💦

☆彡 最寄りスポット:王立公園、夏はカフェテラス、冬はスケートリンクに。

Zinkensdamm(シンケンスダム駅)

赤色が基調の壁画と抽象的な形が特徴的。地元の人が日常的に利用する、観光客が少なめの駅でアートをゆっくり鑑賞できます。
☆彡 最寄りスポット:ホルンガータン通り沿いの人気のカフェやショップ、ソドマルムのローカルな空気を感じられるスポット。絶景ポイントSkinnarviksberget(スキナリヴィークスベリエット)までも徒歩圏内。

Hornstull(ホーンストゥル駅)

シンプルながら現代的なデザインが多く、ポップで遊び心のある装飾も。アートを見ながら気軽に散歩気分で利用できる駅。ローカル気分でのんびり散策できるエリアです。

☆彡 最寄りスポット:湖畔の散歩道、ホーンストゥル・マーケット(週末のフリーマーケット)が人気。ロングホルメン島を訪れた帰りに利用しました。

Mariatorget(マリアトリエット駅)

モダンなモザイクアートが特徴的。落ち着いた雰囲気で、ホームから出た瞬間にソドマルムのゆるやかな街並みが続きます。

☆彡 最寄りスポット:マリア広場周辺のカフェやレストラン、ヴィーガンレストランが集まるエリア。絶景スポットMonteliusvägen(モンテリウスヴェーゲン)もここから徒歩約10分。

りんりん
りんりん

ストックホルムの地下鉄は、ただの移動手段ではなく街歩きの一部。観光スポットに向かう途中、駅に降りるたびに小さな驚きが待っていました。切符1枚で美術館めぐり気分を味わって!

Have a nice trip

タイトルとURLをコピーしました