あらかん女子ひとり旅 海外

早朝のガムラスタン スウェーデン・ストックホルム 北欧2週間旅2日目①

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スウェーデン・ストックホルム(Sweden・Stockholm)での初めての朝の目覚めは、3:00!朝型の私とはいえ、時差ボケも手伝って。でも、さすが白夜の北欧、窓の外は白々と明るくなりつつある・・。調べてみるとなんとこの時間でも市バスは動いていました。そこで起きだして、バスに乗り、早朝のガムラスタンへ。

ガムラスタン(Gamla Stam)と言えば、ストックホルムの言わずと知れた旧市街、この街を観光に訪れる人で行かない人はいないぐらいの人気観光スポットでしょう。昼間のガムラスタンは、人であふれかえっています。そこで、早朝の4時過ぎのガムラスタンを一人静かに歩くことにしました。お店はもちろん全て閉まっているのですが、ショーウィンドウには明かりがついていて、楽しむことができました。

どこかに迷い込んだような石畳のくねくね道、色とりどりの趣のある建物、青空に映える教会の塔、緑美しい木陰の街角、、、行ってみたい所に全て行くことができました。まだほんのり明るい朝日の中、この時間ならではの静かなスポットの数々を堪能してきました。

ストートリエット(Stortorget)広場

ガムラスタンと言えば、ここ!というぐらい有名な、中世からの歴史ある中心広場。カラフルな建物、ノーベルミュージアムなどに囲まれたこの広場では、写真を撮る人、カフェでゆっくりする人で常に賑わっています。夏場のカフェはテラス席が大人気。写真映えのする人気スポットです。クリスマスの時期にはクリスマスマーケットが開かれるのでも有名です。この時間は、朝日に照らされた静かなこの場所をひとり静かに楽しみました。

王宮(Kungliga Slottet)


600以上の部屋を持つヨーロッパ最大級の王宮。日替わりで衛兵交代式が行われ、王宮内には玉座の間や博物館、王立武具庫なども見学可能だそうです。早朝の静かな王宮では衛兵さんがひとりたたずんでいました。

フィンランド教会(Finska Kyrkan / Finnish Church)

王宮のすぐ裏に建つ、淡いサーモンピンクの壁が目を引いて美しい、印象的な教会です。1725年に建てられ、もともとは弾薬庫だった建物を改装して教会になったそう。現在は、スウェーデン在住フィンランド人のためのルーテル派教会として使用されています。

ドイツ教会(Tyska kyrkan / The German Church)

16世紀末〜17世紀初頭には、多くのドイツ人商人や職人が住んでいたため、彼らのための礼拝堂として建設されたそうです。ドイツ人コミュニティの歴史を象徴する建物です。高さ約96mの尖塔を持つ、ガムラスタンで最も高い建物のひとつ。旧市街のどこからでも見えるランドマーク的存在です。

マーテン・トロッズィグの路地(Mårten Trotzigs gränd)

ストックホルムで最も狭い階段状の道で、幅は最大で約90cm。知らなければ通り過ぎてしまいそう。道に入る片側には立派な扉があって、早朝でも開けることができました。人気の通りなので、日中は人でいっぱい。人が通っていない静かなこの通りを両側から撮ってみました。

鉄の少年像(Järnpojken / Iron Boy)


高さ15cmほどの小さな彫刻。観光客の人気も高く、頭をなでると幸せになれるという小さなアイアンボーイ。フィンランド教会の裏手の広場にひっそりとすわっています。小さな幸福を願って硬貨を置く人も。いつもは人気者のこの子も今朝はひとり静かに朝の青空を見上げていました。

ブレンダ・トムテン(Brända Tomten)

焼け跡に作られたという小さな三角の広場。豊かな緑の木陰を作る美しい栗の木のある広場です。日中は、そこにあるUnder Kastanjen(アンダー・カスタンイェン 栗の木の下で)という名前のカフェのテラス席でくつろぐ人が多くみられます。

可愛い寝そべりライオン像があちこちに?

ガムラスタン(ストックホルム旧市街)の道路上にたくさん見かける寝そべったライオンのような形のグレイの石像は、実は「防護用バリケード(bollards)」や「車止め(車両進入防止)」として設置されたものだそうです。実用性を兼ねつつ美観も損なわないようにするために採用されたもの。なぜライオンなの?ライオンはスウェーデン王室のシンボルであり、ストックホルムの歴史や王権を象徴するモチーフだからだそうです。

りんりん
りんりん

早朝のガムラスタンを満喫した後は、部屋にいったん戻って朝食をとることに。まだ朝の6:00♪

Have a nice trip

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