あらかん女子ひとり旅 海外

ヘルシンキの癒しスポット 自然いっぱいのセウラサーリ野外博物館でのんびり島さんぽ 北欧2週間旅 フィンランド

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ヘルシンキに滞在5日目の朝、この日も気持ちのいい快晴。
少しパッキングを済ませてから、ゆっくりと部屋を出発しました。トラムとバスを乗り継ぎ、10時前にはセウラサーリ野外博物館前の停留所に到着。観光客はまだほとんどおらず、静かな島の入り口へとつなぐ橋を渡りました。

まずは、一周!

点在する博物館の建物はまだ開いていないので、まずは島をぐるりと一周してみることに。地元の人たちがジョギングやウォーキング、犬の散歩を楽しむ静かな朝の風景が広がっています。脇道を探検したり、景色の良い場所で腰を下ろしたりしながら、のんびり約1時間半の自然散策。鳥の声と風の音だけが聞こえる心地よさ。

セウラサーリ野外博物館とは?

セウラサーリ野外博物館(Seurasaari Open-Air Museum)は、ヘルシンキ中心部からバスで気軽に行ける小さな島全体の野外博物館。フィンランド各地から移築した木造建築が点在し、19〜20世紀の暮らしを再現した「屋外スカンセン」のような場所です。島全体が自然保護区にもなっており、森林、湖畔、野鳥など豊かな自然が広がります。伝統衣装を着たスタッフによる説明や実演があり、建物内部の見学も可能です。自然散策と文化体験の両方を楽しめる、ヘルシンキらしさが詰まったスポットです。

2周目 野外博物館エリアへ

島をのんびり一周した後入口付近まで戻ると、徐々に観光客の姿も増えてきました。チケットを購入し、2周目は博物館エリアを巡ります。通常は左回りを勧められるそうですが、あえて人の少ない右回りへ。

島内には大小さまざまな伝統建築が点在しており、チケットがなくても外観だけ見ることができますが、せっかくなので中にも入りながら歩きました。
建物ごとに18〜19世紀の暮らしが再現され、伝統衣装を着たスタッフが丁寧に説明してくれたり、写真撮影にも応じてくれたりと、とてもアットホームな雰囲気。皆さん、伝統衣装が似合って可愛らしい♡

薄暗い室内には当時の家具や生活道具がそのまま残され、フィンランドの昔の暮らしが生き生きと感じられました。どこかスウェーデンのスカンセンに似た雰囲気もあり、北欧らしい素朴な魅力が漂います。

お土産物屋さんエリアも落ち着いた雰囲気。品ぞろえもここならではのものがそろっていました。ゆっくりできるテラスのベンチもいい感じで、しばし庭の木々や花を見ながらのんびり過ごしました。

3周目! 水辺の鳥たちと過ごす、ゆったりした時間

気づけば3周目。合計で5時間ほどほぼ丸一日滞在していたことになります。
ランチは持参したミニスナックを、景色の良い水辺で軽くつまむだけにして、夜のヘルシンキ最後のディナーのためにお腹の準備を。

入口近くのアイスクリーム屋さんでは、今日も迷わずピスタチオ。今回の旅は気づけばほぼ毎日アイスを食べていて、そのほとんどがピスタチオフレーバーだったかもしれません。

水辺に座っていると、さまざまな鳥たちがすぐ近くまでやってきます。
ガチョウ?のような大きな鳥が身繕いをしたり、オレンジ色の口ばしを持つ小さな鳥がトコトコ歩いてきたり。自然保護区だけあって、人に慣れているのに野生らしい自由な姿を見せてくれます。見ていてまったく飽きません。

島の反対側は博物館エリアが少なく、地元の人たちがビーチでのんびり日光浴や水遊び。観光客がほとんど来ない静かなエリアで、平和な時間が流れていました。

セウラサーリは、観光スポットでありながら、フィンランドの自然と生活文化が自然に溶け込み、島全体がゆったりとした空気に包まれています。
博物館をじっくり見てもよし、自然豊かな島散歩だけでもよし、ヘルシンキを感じながらも自然に包まれる癒しスポットでした。

Have a nice trip

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