「この年齢で、ひとり旅?」そう言われることも、正直あります。でも、実際に旅に出てみて思うのは、“今だからこそ行ってよかった”ということ。
今回は、あらかん世代の私がひとり旅を通して、心から「よかった」と感じていることをお話しします。
好きなこと、心地よいペース、本当に行きたい場所がはっきりしてきた今だからこそ、旅に出よう。

自分のペースで動ける心地よさ
ひとり旅の良さは、まず何よりも、誰にも合わせなくていい圧倒的な自由。疲れたら休む、通りがかりに気になったカフェにふらっと入る、偶然出会ったお気に入りの場所で好きなだけ過ごす、、、。
「その時の自分の気持ち、気分、体調に合わせて選ぶことができる自由」が、とても心地いい。
小さなことに感動できる自分
「有名な場所」「見どころ」を追いかける旅もいいです。もちろん、そういう観光名所も訪れます。
でも今は、早朝の光、静かな街角、緑に囲まれたベンチ、何気ないけど心惹かれる風景、現地の人のちょっとした親切、、、そんなささやかな出来事が、深く心に残るようになった気がします。過ぎ去った旅に思いを馳せる時、思い出すのはそんなひと時。そんなささやかな思い出シーンの数々がとてもいとおしい。
「まだ大丈夫かも」という自信
ひとり旅は、決して楽なことばかりではありません。
慣れない土地での移動の不安、小さなトラブル、ハプニング、カルチャーショック、、、そんな出来事をひとつひとつ乗り越えるたびに、「私、まだ大丈夫かも」そう思える時があります。このささやかな自信は、日常に戻ってからも静かに私を支えてくれる。
今の自分を肯定できる
旅先では、「どう見えるか」「人と比べてどうか」そんなことを気にする場面が、ほとんどありません。ただ、そこにいるのは今のありのままの私。ひとり旅は、今の自分をそのまま受け入れ、肯定する時間にもなりました。
人との距離感が、ちょうどよくなった
ひとり旅でも、まったく誰とも話さないわけではありません。カフェで隣り合った人との何気ない会話、道を尋ねたときのやり取り、宿でのちょっとした交流、たまたま同じ場所で出会った人たち、、、。深く踏み込まなくても、適度な距離感のつながり、人とのふれあいがある。これは、今だからこそ楽しめるものかもしれません。
「これからの時間」を大切にしたくなった
旅に出ると、「これまで」よりも「これから」の時間に意識が向くようになりました。「あと何回、こんな旅ができるだろう」「次はどんな景色を見に行こう」未来を楽しみにする気持ちがわいてくる。これも、ひとり旅がくれた大きな贈り物です。
自分の心と体を大事にする意識
自分のちょっとした体調や心の変化に気づくのは、旅の途中のことが多いような気がします。ちょっと前までは大丈夫だったことが難しくなってきたことを自覚することがあります。それはもちろん年を重ねてきたからこそのこと。それを静かに受け入れて、今の自分の心と体を大切にしようという意識が強くなりました。

ひとり旅は、ちょっとした冒険でもあり、挑戦でもありますが、何よりも長年いろんなことでがんばってきた自分への人生のご褒美のような時間。年齢を重ねた今だからこそ、無理をせず、比べず、自分らしく。
Have a nice trip❢
