フィンランド ヘルシンキひとり旅 雪のヌークシオ国立公園 ~あわや、遭難⁈ 雪に覆われた森と湖へ~

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7日目にようやくの晴れました!やっぱり森と湖に行きたくて自力で行けそうなヌークシオ国立公園を目指すことにしました。ヘルシンキでも20年ぶりと言われる4月末の大雪から5日目のことです。どのくらい雪が残っているのかな・・。

ヌークシオ国立公園(Nuuksion kansallispuisto)へ列車とバスを乗り継いで

ヌークシオ国立公園(Nuuksion kansallispuisto)は、フィンランドの首都ヘルシンキから北西約35キロメートルに位置する自然豊かな国立公園。フィンランドらしい森や湖、湿地帯などが広がっています。ヌークシオ国立公園はハイキング、サイクリング、キャンプ、カヌーなど様々なアウトドアアクティビティを楽しめるフィンランドの自然美を体験できる人気スポットです。但し、晴れていれば!

サンドイッチとシナモンロール、水を持参して、防寒対策バッチリの服装でまずは、ヘルシンキ中央駅へ。列車のフォームがわからなくてしばしウロウロ。行く人に尋ねてようやくたどり着くことができました💦 あらかじめ調べておいた列車に乗り込みます。早めに駅に行ってよかった!

ヘルシンキ中央駅からエスポー(Espoo)駅まで電車で約20分

駅からはバスで向かいます。寒さのためかトイレに行きたくて駅でまたウロウロ。駅では見つけられず、近くのモールでようやく見つけることができました。

ヌークシオへのバス(245A)に乗ります。ヌークシオの入り口近くまで行けますが、バスの本数が少ないため、時刻表を事前に確認しておくと安心です。バスの所要時間は約30分

たくさん乗車していた現地の人たちも次々に降りていって、遠足と思われる小学生のグループもビジターセンター「ハウッカラハティ(Haukkalampi)」(公園内の地図や情報が提供されている所)で降りてしまい、残った乗客は私を入れて2人。バスはまだまだ走ります。ようやくたどりついた小さなバス亭で降り立ったのもその2人。1人でなかったことにちょっと安心。この人も同じ所を目指して行くのかな?アジアの方のようでした。ここからは徒歩で森のハイキングルートの入り口を目指します。

ヌークシオの森で迷走、、、あわや、雪の中で遭難?

広い雪道を上がったり下がったり約30分ほど歩くと駐車場が。地図を見てみるとここからも森には入ることができそうだけど、雪が深くて道が全く見えません。20センチぐらいは積もってる?数メートル進んだものの雪に埋もれて断念。やっぱり今日はハイキングはムリかも💦元の道にもどり、もう少し進みます。湖が見えてきました。雪をまとった湖に白鳥が2羽浮かんでいます。

ようやく湖に向かうルートを見つけて雪を踏みしめ森の中を進みます。この道は先を歩く人がいたようで、その足跡をたどって滑らないように気を付けながら何とか進むことができました。しばらく森の中を行くと、前が開けて湖と小さな小屋が。この時は閉まっていましたが、どうやらサウナ小屋のようで、サウナの後、湖にドブン!とできるように湖に向かう小さな桟橋が。雪に埋もれて桟橋と湖の境目がわからないくらい。

その小屋の先をさらに深い雪の中、もう少し進むとハイキングルートがあるようでしたが、やはり雪に道が埋もれていて断念。ここで進んで1人で遭難したら、シャレになりませんよね。途中のバーベキュー小屋で1組のご夫婦がヘルシンキの定番ソーセージバーベキューを楽しんでいました。香ばしいいい匂いが。週末によくこちらに来られるとか。素敵な休日の過ごし方ですね。

湖を望む小屋に戻ってテラスのベンチで持参ランチをすることに。その間、ほとんど人は通らず。白鳥の浮かぶ雪に覆われたシンと静まり返った湖を眺めながらの静かな静かな時間でした。

後は、元来た森の中の雪道をもどり、一人ポツンと帰りのバスを待ちました。時間通りにバスが来てホッ。こんな所でもwifiが繋がってバスの時間が確認できて助かりました。

途中で会わなくなったけれど、同じ場所で降り立ったあのもう1人の人がいなかったら、森に向かって1人進む勇気はなかったかも。雪のヘルシンキの森と湖を迷走しつつも堪能した静かな一日でした。

りんりん
りんりん

次に来るときは、ハイキングを楽しむことができる緑あふれる季節に!

季節によっては、ブルーベリー摘みやキノコ狩りもできるとか。

Have a nice trip

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