北海道 美瑛 自転車で巡る美しい丘の町 ~ひとり旅~

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美瑛町(びえいちょう)は、北海道の中央部に位置する町で、美しい丘陵地帯と豊かな自然環境で知られています。丘の起伏に沿って広がる農地がまるでパッチワークのように見える「パッチワークの丘」など、丘が織りなす風光明媚な景観が国内外からの観光客に人気です。美瑛は、春には菜の花やチューリップ、初夏にはルピナス、夏にはラベンダーやヒマワリ、秋には紅葉、そして冬には雪景色と、一年を通じて異なる四季折々の風景が楽しめます。特に春から夏にかけては色とりどりの花畑や緑豊かな丘が広がり、フォトジェニックな景色がいっぱいの美瑛。この景観に魅せられた写真家がたくさんの写真を残しています。有名なコマーシャルで使われた場所もあり、観光スポットのひとつになっています。

はじめて美瑛を訪れたのは、15年程も前でした。その時もひとり旅で、レンタルバイクを借りたのですが、当時は電動自転車などあるはずもなく、上っては下り、下っては上る丘の町に体力勝負の旅でした。そして、道行く度に次々と新しく移り変わるパノラマの丘の景観にすっかり魅せられてしまいました。懸命に上った丘から見える景色に感動してしばしみとれ、そしてジェットコースターのように下るときの気持ちのいいこと!その繰り返しで足の痛いのも忘れて、あちこち見て回ったものです。昔行ったことのあるカナダのプリンスエドワード島と似ている!懐かしい風景が広がっていました。

プリンスエドワード島(Prince Edward Island, PEI)

カナダの東海岸に位置する美しい島で、カナダで最も小さな州です。この島は、豊かな自然、風光明媚な海岸線、そして特に「赤毛のアン」の舞台として知られています。プリンスエドワード島は赤土が特徴的で、その鮮やかな赤い土壌が風景に独特の美しさを加えています。緑豊かな農村地帯が広がり、丘陵と牧草地が一面に広がる風景は、まさに美瑛と同じ癒しの景観です。以前に3回この島に訪れたことのある私。その話は、また後日。

次に訪れたときには、電動自転車がレンタルできるようになり、すっかり楽チンに丘の町を楽しむことができました。電動自転車はまさに神!でした。おかげでかなりの範囲をマイペースで疲れすぎることなく回ることができました。ただ、その時はお天気があまりよくなく、曇り空が多く、雨の中カッパを着て自転車で目指すカフェまで行ったことも。それだけは残念。

りんりん
りんりん

次に行く時は晴れますように。6月のルピナスの花咲く頃に行ってみたい⚘ そして美瑛のもうひとつのシンボルである「青い池」に行ってみたい!

美瑛でのもうひとつの楽しみは、美術館、博物館めぐりです。いくつかある中で特におすすめなのは、次の2つです。

☆美瑛選果(びえいせんか)ギャラリー

美瑛産の農作物を扱う施設「美瑛選果」に併設されたギャラリーで、アートと食の両方を楽しむことができます。こちらで食べたメロンとソフトクリームの美味しかったこと!

☆「拓真館」〈たくしんかん〉

美瑛出身の写真家・前田真三氏の作品を展示している写真館。美瑛や富良野の自然風景をテーマにした美しい写真が多く、訪れる人々を魅了します。写真ポストカードを購入して、家で時々楽しんでいます。美術館をとりまく白樺林の美しさも心に残っています。

美瑛には、それぞれ特色のあるかわいらしいペンションや、プチホテルが多くあります。丘陵地帯の真ん中にポツンと建って、美瑛の風景を丸ごとパノラマで楽しめるところから、夜は満点の星空を見ることができる天体望遠鏡のあるところ、花畑の中に建つところ、、、など。ぜひ宿泊もして満天の星空や、美しい朝焼け、美味しい美瑛の食文化なども満喫してくださいね。

【アクセス】旭川空港から車で約30分、または旭川駅から電車やバスでアクセス可能

丘の町なので、レンタカーや観光バスで訪れる方が多い印象ですが、私は断然レンタルバイク(電動自転車)がおススメです。景色が瞬間毎に変わるので、好きな風景に出会えたその時にとまって、好きなだけ楽しめるからです。

Have a nice trip

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