海外ひとり旅

バリ島らしい村の風景を求めて、ニュークニン村へ ~ ウブドの早朝さんぽ

日が暮れてから到着したバリ島。翌朝は、いつものように早く目が覚めました。

バリ島2日目。朝の空気を感じながら、バリ島らしい村の風景を見てみたい、そう思って、早速、朝の散歩に出かけることにしました。

夜明け前のウブド、ホテルを出発

ホテルを出発したのは朝5時半。ところが、外は夜明け前でまだ真っ暗。さすがにちょっと早すぎたかな……。日の出は6時半ごろの予定なので、歩いているうちに少しずつ明るくなってくることを期待して、地図とスマートフォンのGoogleマップを手にホテルを出発しました。初めて歩く場所で、しかも周囲は真っ暗。ゆっくり気を付けながら早朝散歩です。

まず目指したのは、モンキーフォレストの脇からニュークニン村へ抜けるという小道です。地図を頼りに探してみると、どうやら見つかった様子。ただ、街灯もなく、あまりにも暗い!

さすがにこの道をひとりで通るのは不安だったので、ここは帰りに利用することにして、まずは遠回りをしながら村を目指すことにしました。

朝早くから動き始めるウブドの街

まだ薄暗い時間帯でしたが、地元の人たちはすでに活動を始めているようです。お店の前を掃除する人や、コンビニで朝ごはんを買う若者の姿も見かけました。観光客でにぎわう日中とは違い、街がゆっくりと目を覚ましていく時間。こういう風景に出会えるのも、早朝散歩の醍醐味。

歩き始めてから40分ほどたちましたが、思ったほど明るくなりません。この日は少し曇り空で、途中ではポツポツと雨も。日の出の時間になっても、空はどんよりとしていました。

それでも、ようやくお目当てのニュークニン村に到着です!

ニュークニン村ってどんなところ?

ニュークニン村(Nyuh Kuning)は、ウブド中心部の南側、モンキーフォレストに近い場所にある村です。ウブドの中心街から少し離れたところにあるこの村、観光客でにぎわう通りとは違った、落ち着いたバリ島の日常に出会えます。村には伝統的なバリ様式の建物や寺院、地元の人々の暮らしがあり、通りを歩くだけでもバリ島文化を感じられるのが魅力です。一方で、こぢんまりとしたカフェやレストラン、宿泊施設などもあり、のんびりとウブドらしい滞在を楽しむ旅行者にも人気のエリアです。

ウブドの中心部から比較的アクセスしやすいので、街歩きと村歩きを組み合わせたい人にもおすすめ。私もバリ島の村の風景を自分の足でゆっくり見てみたいと思い、1日目の早朝散歩先に選びました。

一軒一軒が美術館の入り口のよう!

ニュークニン村に着くと、メイン通りをゆっくりと歩いてみました。

そこで目に入ってきたのが、バリ島らしい装飾が施された家々。門の形や彫刻、石造りの装飾など、それぞれに趣があり、どのお宅も個性的。まるで一軒一軒が、美術館のように見えます。

そして、家の前には小さなお供え物が置かれています。バリ島では、ヒンドゥー教の信仰に基づき、日々のお祈りやお供えが暮らしの中に根付いています。チャナンと呼ばれる花などを入れたお供え物は、ホテルやお店だけでなく、民家の前などでも見かけるバリ島ならではの風景です。

観光客向けにつくられたものではなく、ここで暮らす人たちの日常の一部。こうした日常の何気ない村の景色に出会えるのも楽しいものです。

あのバロンクッキーの工房も!

後で気づいたのですが、この朝、私はバロンクッキーをつくっている工房の前も通っていたようなのです。

バロンは、バリ島の伝統芸能や信仰に登場する、聖獣として知られる存在。そのバロンをモチーフにしたクッキーは、バリ島らしいお土産のひとつです。

ただし、通ったのは朝早い時間。もちろん工房はまだ開いていませんでした。そのときは気づかずに通り過ぎてしまったようです。お土産のひとつとして考えていたバロンクッキー。その後は訪れる機会がなく、ホテルのフロントの方のご厚意で取り寄せていただきました。

次に訪れる機会があれば、その時は営業時間を確認して、ぜひ立ち寄ってみたいところです。

モンキーフォレスト近くのおしゃれなカフェ

ニュークニン村のはずれ、モンキーフォレストの方向へ歩いて行くと、YouTubeなどで見かけた、ちょっとおしゃれなカフェが何軒か目に入りました。ウブドの中心部とはまた違った、落ち着いた雰囲気のお店もあり、朝ごはんやコーヒーを楽しむのにもよさそうです。カフェ巡りを目的に、ゆっくり訪れてみるのもよさそうです。

最後の難関! モンキーフォレスト脇の近道

さて、帰り道。行きは暗くて断念したモンキーフォレストの脇を通る近道に挑戦することにしました。ところが、道の途中には、あちらにも、こちらにも、おサルさんが!壁の上にも、道の上にもいるではありませんか。お母さんサルと一緒の子どもや赤ちゃんサルはかわいいものの、身体の大きなサルはやっぱりちょっと怖い……。

どうしようかと一瞬ためらいましたが、ここは思い切って通り抜けることに。サルと目を合わせないようにしながら、早足でそそくさと通過。何とか無事に通り抜けることができ、ホッとしました。

モンキーフォレスト周辺では、サルに食べ物を見せたり、近づいたり、触ろうとしたりするのは避けたほうが安心です。野生のサルなので、油断は禁物。

その先には、近道として知られる細い小道と小さなトンネルがありました。以前は、こんなに狭い道でもバイクが頻繁に通っていて危なかったようですが、今回は通行規制ができたようで、安心して歩くことができました。こうした小道を抜けると、モンキーフォレスト脇の道に出ます。暗い時間帯には不安で通れなかった道も、明るくなってから歩いてみると、ちょっとした冒険のようで楽しい。

朝のモンキーフォレスト通りを歩く

帰りは、少しずつ明るくなってきたモンキーフォレスト通りを、のんびり歩いてホテルへ戻りました。

朝5時半に出発した早朝散歩。曇り空でしたが、地元の人たちが活動を始める様子や、ニュークニン村の美しい家々、バリ島らしいお供え物などの風景に出会うことができました。

そして最後には、モンキーフォレストのおサルさんたちとのちょっとしたドキドキ体験も。

今回のバリ島旅行は、ホテルでゆっくり過ごすことが大きな目的。でも、こうして朝の涼しい時間に自分の足で歩いてみると、ガイドブックや動画だけではわからない、その土地の空気を感じることができます。

りんりん
りんりん

気になった道を歩き、気になる景色の前で立ち止まり、自分のペースでのんびり歩く。無理はしないけれど、少しだけ冒険もする。そんな、私らしいウブドの早朝さんぽになりました。

Have a nice trip❢

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