旅の楽しみといえば、その土地ならではの「食」。
今回の6日間の十勝旅では、ホテルの朝食以外の外食は3回(+乗り継ぎの羽田空港で1回)だけでしたが、そのどれも満足度がとても高く、十勝ならではの新鮮で、美味しい食事ばかりでした。
十勝と言えば、豚丼や「インディアン」のカレー、ジンギスカンなどが有名ですが、今回はそれ以外のおすすめ食事処をご紹介します。
地元で人気の居酒屋「鴨川」
2日目夜、軽めの夕食を取りに帯広駅近くにある居酒屋「鴨川」へ。
旅行前に見つけたブログで評判がよかったので予約して訪れました。店内は会社帰りのグループやカップル、一人飲みのお客さんでいっぱい。人気店なのも納得です。場所は「北の屋台」のすぐ隣。帯広の夜の活気を感じられるお店でした。



北の屋台とは
帯広駅から徒歩約5分の場所にある「北の屋台」は、十勝の食材と人の温かさを一度に味わえる、人気のグルメスポットです。

2001年、「帯広のまちを元気にしたい」という市民の思いから誕生した屋台村で、全国の屋台村ブームの先駆けとしても知られています。通りには約20軒の小さな屋台が軒を連ね、和食や串焼き、イタリアン、フレンチ、天ぷら、おばんざいなど、ジャンルもさまざま。十勝産の野菜や乳製品、肉など、地元ならではの新鮮な食材を生かした料理を楽しめます。屋台という気軽な雰囲気の中で、十勝の「食」と「人」の魅力に触れられる特別な空間です。
また、屋台でありながら上下水道やガスなどの設備を備えた衛生的な施設として整備されており、北海道の寒い冬でも快適に過ごせる工夫がされているそうです。
今回私は中を通って雰囲気を見ただけでしたが、アットホームな雰囲気が屋台ならでは。いろんな屋台を梯子するする人もいるとか。お店の種類はその時期などによってかわるようです。
賑やかな店内でを通り、私はカウンター席へ。注文はモバイルオーダー方式ですが、スタッフさんに直接お願いすることもできます。お酒を飲まないので炭酸水を注文したところ、「無料で大丈夫ですよ」とサービスしていただき、ちょっとした心遣いがうれしかったです。この日の注文はこちら。
- 期間限定・採れたてアスパラ
- 豚バラ大根
- 豚のおにぎらず
どれも家庭料理のような温かみがありながら、素材のおいしさがしっかり伝わる味。旬のアスパラはみずみずしく、十勝らしい食材を気軽に楽しめる一軒でした。
中札内美術村「レストラン ポロシリ」


4日目のランチには、中札内美術村内にあるお気に入りのレストラン「ポロシリ」へ。今回で2回目の訪問です。木立に囲まれたロケーションは相変わらず素敵で、窓の外の緑を眺めながら食事ができる落ち着く空間です。


前回と変わっていたのは注文方法。券売機でメニューを選び、会計を済ませてから席へ。料理ができたら番号で呼ばれて受け取りに行くセルフスタイルになっていました。お水やカトラリーもセルフですが、地元の方が温かく迎えてくれるアットホームな雰囲気はそのままでした。
いただいたのは、
- 名物・数種類の豆を使ったトマトソースグラタン「ポロシリ」
- 具だくさんの豚汁
- 万願寺とうがらしと昆布の炊き込みおこわ
- スナップエンドウの白和え

どの料理にも十勝産の食材がたっぷり使われ、素材そのもののおいしさを生かした優しい味付け。お腹も心も満たされました。
ロケーションといい、味といい、「また食べに来たい」と思わせてくれる、大好きなレストランです。
北海道ホテル「EZO TEPPAN W6」


5日目ランチにいただいた今回の旅で一番スペシャルな食事がこちら。
北海道ホテルの鉄板焼レストラン「EZO TEPPAN W6」でいただいた、「十勝産牛食べ比べコース」です。しかもランチタイムは1日1組限定。

この日はなんと私一人だけの貸し切り状態で、シェフが目の前で一品ずつ仕上げてくださる、とても贅沢な時間になりました。
コース内容は、
- シェフおすすめ前菜盛り合わせ(白身魚のエスカベージュ、ローストビーフ、チーズ、サラダなど)
- 北海道産海鮮と焼き野菜(ヒラメ、ホタテ、しいたけ、かぶ)
- 十勝産牛フィレ・ロース食べ比べと焼き野菜(玉ねぎ、じゃがいも、アスパラ)
- フレッシュサラダ(オレンジドレッシング)
- 幕別町・折笠農場の有機黒千石大豆を使ったガーリックライス卵黄のせ
- 玉ねぎとコーンのスープ
- ヨーグルトアイスクリーム さくらんぼソース
- 紅茶



シェフの見事な手さばきで焼き上げられる料理は、見ているだけでも楽しく、お肉をワインでフランベする演出も迫力満点。




塩やソースを変えながら味わう十勝産牛はもちろん絶品で、添えられた焼き野菜やウドのピクルスまで驚くほどおいしく、一皿一皿に感動しました。
少し緊張しながらも、十勝の恵みを存分に味わえた、忘れられない特別なランチタイムになりました。
番外編 羽田空港でランチ「Ron Herman café(ロンハーマン カフェ)」


旅の締めくくりは、羽田空港での乗り継ぎ時間を利用してランチ。
以前から気になっていた「Ron Herman café(ロンハーマン カフェ)」に入りました。
セルフサービスのお店ですが、おしゃれで開放感のある空間。全面ガラス張りのカウンター席から飛行機を眺めながら、空港ならではの時間を楽しめます。
注文したのは、チキンとほうれん草のカレー、サラダ添え。黒米のようなご飯との相性も良く、想像以上のおいしさ。旅の最後まで満足できるランチになりました。
食料自給率1200%?!を誇る十勝
十勝は、日本でもトップクラスの食料生産地域で、食料自給率は約1,100~1,300%(カロリーベース)といわれています。これは十勝で生産される食料が、地域の人口が必要とする量の約11~13倍に相当するということ。もちろんその食材の多くは日本全国に出荷されます。日本全体の食料自給率は約38%。いかに十勝が日本の食料自給率に貢献しているかがわかりますね。
多彩な食材の宝庫である十勝。その豊かな大地で育まれた野菜や豆、お肉などを味わってみると、「食の王国」と呼ばれる理由がよく分かります。今回の旅でも、旬の野菜、お豆、お肉、海鮮など、十勝ならではの豊かな恵みを存分に味わえるものばかりでした。高級な鉄板焼きから、地元で愛される居酒屋、森の中のレストランまで、それぞれに違った魅力があり、どのお店も「また行きたい」と思える素敵なお店ばかり。改めて、十勝は自然だけでなく「食」も旅の大きな魅力だとあらためて実感しました。

北海道ホテルの朝食や、私のお気に入りの十勝のカフェについては、また別の記事でご紹介します。どうぞお楽しみに♪
Have a nice meal time❢
