
穂高養生園での2日目と3日目は、里の家でひたすら自分をいたわるセルフケアの日。特に予定を入れず、自然の中でとにかくゆっくり過ごすことを一番の目的にしました。
朝はいつもの時間に目が覚めます。森の木々に囲まれ、小川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら、いつものラジオ体操や軽い筋トレ。澄んだ朝の空気を胸いっぱいに吸い込むだけでも、体が少しずつ目覚めていくようです。
穂高養生園では毎朝、自由参加のプログラムが用意されています。スタッフさんが担当するヨガや瞑想、朝さんぽなど、その日の気分で参加できるのも養生園ならではの魅力。私も毎回、この朝時間を楽しみにしています。
瞑想タイム ー 自分の呼吸と向き合う
まず参加したのは瞑想タイム。軽く体をほぐし、足のストレッチをしたあと、約20分間の瞑想です。
「何も考えず、自分の呼吸だけに意識を向ける。」言葉にすると簡単そうですが、実際には次から次へと頭の中にいろいろなことが浮かんできます。
スタッフさんによると、瞑想もトレーニング。最初は10秒でも構わないので、少しずつ集中できる時間を延ばしていき、10分ほど呼吸に意識を向けられるようになると、世界の見え方が変わるとも言われているそうです。毎日の生活にも、少しずつ取り入れてみたい。
朝さんぽ ― 養生園の畑と穂高川、アダムの森へ
もう一つのお楽しみが、スタッフさんと歩く朝さんぽ。今回は私のリクエストで、有明山神社方面から養生園の畑へ向かうコースを案内していただきました。



畑では、プチトマトや豆をその場で採って試食。太陽をいっぱい浴びて育った野菜はみずみずしく、お豆のあまいこと。まさに採れたてのおいしさでした。畑には鶏小屋もあり、養生園スタッフのたんぱく源となる卵はここで飼われている鶏たちが産んだものだそうです。印象的だったのは、養生園が11月に閉園する際には、その鶏の命もいただくというお話。
その後は橋を渡り、穂高川へ。川に足を浸しながら冷たい流れを楽しみ、しばらくのんびりと過ごします。

さらに「アダムの森」へ移動し、森の中にシートを敷いて寝転ぶ時間も。木漏れ日を眺め、風の音を聞きながら過ごす森時間は、本当に贅沢。

今回の朝さんぽは、自分では歩いたことのないルートで、新しい穂高の魅力を知ることができました。次回はぜひ一人でも歩いてみたいコースです。
ヨガ ― 身体の力を抜いてリラックス
ヨガの日は、里の家からさらに20〜30分ほど山道を歩いた場所にある「木と人ホール」が会場。お天気などによっては、里の家のダイニングホールで開催されることも。私は今回も、少しハードですが森の中を歩く山道コースを選んで往復しました。(道路を歩くコースもあり)朝の森の中を歩くのは、気持ちよく、会場に着く頃には心も体もすっかりほぐれています。
ヨガは担当するスタッフさんによって内容が変わりますが、この日は初めてお会いする方のプログラムでした。約1時間半、ゆったりとしたリラックス中心の内容。足先から順番に体の各部位へ力を入れ、ゆっくり力を抜いていくという動きを繰り返します。あまりの心地よさに、途中は眠ってしまうほど。「頑張る」のではなく、「力を抜く」ことを教えてもらえる時間でした。
季節ごとに変わるプログラム
養生園の自由参加プログラムは、季節によって日によって内容が変わります。
今回は参加できませんでしたが、じゃがいも掘りや川での水浴びなども行われていたようです。毎回違う体験ができるので、何度訪れても新鮮な楽しみがあります。
一日の始まりが、その日を豊かにしてくれる
穂高養生園の朝プログラムは、単なるアクティビティではありません。静かに呼吸を整え、自然の中を歩き、体をゆるめる。そんな穏やかな時間を過ごしてから朝食をいただくと、不思議と一日全体がゆったり流れていきます。

予定を詰め込む旅では味わえない、養生園ならではのゆったりとした贅沢な朝時間です。
Have a nice relaxing stay❢
