前回の記事では、旅費を無理なく抑えるための節約術をご紹介しました。
でも、節約ばかりが旅のお金の話ではありません。
実は、年齢を重ねるにつれて「節約するところ」と同じくらい、「ここにはお金をかけよう」と考えるようになったことがあります。
若い頃の旅は、とにかく「できるかぎり安く」が最優先でした。
夜行バスに乗ったり、乗り継ぎが多くても料金の安い便を選んだり、駅から30分歩く宿でも平気。体力も時間もあり、「少しでも旅費を節約して、その分たくさん旅をしたい」と考えていました。それはそれで、とても楽しい旅でした。
でも、あらかんになった今、お金の使い方は少しずつ変わってきました。決して贅沢をしたいわけではありません。「今も、そしてこれからも元気に、安全に旅を楽しむため」に使うお金が増えたのです。

「ここにはお金をかける!」ところ5選
① 安全には惜しまない
以前なら「少し離れていても安いホテル」を選んでいました。今は、駅に近いこと、人通りがあること、夜でも安心して歩けることを優先します。海外ならなおさらです。少し宿泊費が高くても、安全に歩ける場所に泊まる安心感は何ものにも代えられません。
② 宿泊先は立地の良さを重視
駅前や観光地に近いホテルは、どうしても少し高めになります。それでも、荷物を置きに戻れたり、疲れたらすぐ部屋で休めたり、移動時間を減らせたりするメリットは想像以上。旅では、この「30分」が意外と大きいものです。
それに私は公共交通機関を利用する旅が多いので、利用する駅やバス停に近い、ことはかなり大切。立地の良さは、時間と体力を買うことでもあります。
③ 体力を温存することを優先
昔なら「歩ける距離だから歩こう」と思っていました。今は、必要な場合は、タクシーやバスを利用します。疲れ切って翌日の観光を楽しめなくなるより、少しお金を使って体力を残したほうが、旅全体の満足度はずっと高くなりました。
④ 移動を楽にするためのお金
荷物をホテルへ送るサービスや宅配便を利用することが増えました。
スーツケースを引いて階段を上り下りしたり、エレベーターを探してうろうろしたり、乗り換えのたびに持ち上げたりする負担は、思っている以上に大きなものです。特に私は力があまりないので、スーツケースに振り回されがち。
一度利用すると、「荷物が軽いだけで、こんなに旅が楽になるんだ」と実感します。
⑤ 思い出に残る体験には惜しまない
一方で、体験には以前よりお金を使うようになりました。ガイドツアーに参加したり、新しいことに挑戦したり、その土地ならではの食事を楽しんだり。「やってみたい」「見てみたい」という気持ちには、できるだけ素直でいたいと思っています。
形として残るものよりも、心に残る体験。年齢を重ねるほど、その価値を強く感じるようになりました。
今だからこそ、必要なこと3つを買う
若い頃は、お金を節約すること自体が旅の楽しみでもありました。
でも今は、時間・体力・安心を買う。そんなお金の使い方をするようになりました。その結果、旅の最後まで楽しむことが増えたように感じています。
もちろん、何でも贅沢にするわけではありません。LCCを利用したり、スーパーで朝食を買ったり、無料の公園や美術館を巡ったり、節約できるところは今でもしっかり節約しています。大切なのは、お金をかけるポイントを選ぶこと。「旅を快適に楽しむためのお金」は、決して無駄遣いではありません。
年齢を重ねた今だからこそ、自分に合ったお金の使い方で、これからも元気に旅を続けていきたいと思っています。
でも、実際には「どこまでお金をかければいいの?」「節約とのバランスはどう考えればいい?」と迷うこともあります。
次回のあらかん女子ひとり旅のお金のリアルシリーズ第4弾は、私自身の旅を振り返りながら、実例を交えつつ、「後悔しない旅のお金の使いどころ5選 旅のお金はメリハリが大切」について。⤵
旅を長く楽しむために大切なのは、ただ節約することでも、贅沢をすることでもなく、自分に合った「メリハリ」のあるお金の使い方なのだと感じています。ぜひ、次の記事も参考にしてくださいね。

Have a nice trip❢
