節約できるところは上手に節約し、お金をかけなくても十分楽しめる工夫を取り入れる。そんな旅を続けてきたからこそ、逆に「ここだけはお金をかけたい」というポイントも見えてきました。限られた予算の中で、何を優先し、どこにお金を使うのか。その選び方ひとつで、旅の満足度は大きく変わります。
今回は、私がたどり着いた「メリハリ旅」という旅の楽しみ方についてお話しします。
若い頃は、「できるだけ安く旅する」節約旅が楽しかった時期もありました。でも旅を重ね、年齢を重ねた今は、お金のかけ方が少し変わってきました。
もちろん、毎回豪華なホテルに泊まったり、高級レストランで食事をしたりするわけではありません。堅実な旅をしつつ、「ここだけは」と思うところには少し費用をかける。そうすることで、より満足度の高い旅になるのです。
旅を重ねてきたからこそ、限られた予算だからこそ、メリハリをつけて旅を楽しむ。それが今の私の旅のスタイルです。

「ここだけは」を決める
旅の計画を立てるとき、まず考えるのはその旅の目的。「今回の旅で一番楽しみにしていること」。そこには少しだけ予算をかけます。
例えば、
- 最後の1泊だけ景色のいいホテルに泊まる
- 一番楽しみにしている日に、少し贅沢なレストランを予約する
- 温泉旅館には1泊だけ泊まって、あとはリーズナブルなホテルにする
- ビジネスホテルとリゾートホテルを組み合わせる
- 普段の食事はスーパーやカフェを利用して、最後の夜だけコース料理を楽しむ
こんなふうに「ここだけは」というポイントを決めるだけで、旅の満足度はぐんと高まります。
旅そのものが非日常。その特別な毎日の中に、さらに特別なひとときがあることで旅の楽しみが倍増します。
メリハリがあるから、旅がもっと特別になる
数日間ビジネスホテルに泊まったあとに迎える景色のいいホテルは、期待感もあり、感動もひとしおです。
「今日はゆっくりホテル時間を楽しもう。」そんな一日があるだけで、旅全体がより思い出深いものになります。私にとっての心地よい旅とは、贅沢なものをたくさん選ぶことではなく、「ここぞ」という場面で思い切って楽しむことなのです。
旅の後半に、ご褒美を
最近は、旅の後半に小さなご褒美を用意することも楽しみのひとつです。
- 最後の1泊だけ少し素敵なホテルに泊まる。
- 帰る前の夜に、おいしい食事をゆっくり味わう。
- 旅を振り返りながら、ホテルでのんびり過ごす時間をつくる。
- 帰りはビジネスクラスで帰る。
・・・などなど。そうすると、旅の最後までワクワク感を残したまま、旅を締めくくることができます。後半の思い出は、不思議と旅全体の印象にも大きく影響するもの。最後まで旅を楽しみ尽くします。
これからも、自分らしいメリハリ旅を
年齢を重ねるにつれて、自分の好みや、自分が何を求めて旅をするのかがはっきりしてきました。自分が何に一番価値を感じるのか。どんな時間を過ごしたいのか。それを意識してプランすることで、旅がより豊かになるように思います。
自分にとっての「ここだけは」を大切にする。
それが、旅を重ねてきた今の私がたどり着いた、「メリハリ旅」の楽しみ方です。
次回は、いよいよこのシリーズの最終回。中でも一番本音が出るテーマかもしれません。
「これにはお金をかけて本当によかった」逆に、「ここは節約してもよかったかも」など。
そんな実体験をもとに、「お金をかけてよかったもの・かけなくてもよかったもの」をご紹介します。

Have a nice trip❢
