
今回滞在中に参加した2泊3日のピラティスワークショップの間、参加者だけが宿泊できる「森の家」に滞在しました。
森の家は、穂高養生園の中でもひときわ自然に溶け込むように建てられた宿泊棟。名前の通り、まるで森に抱かれるような空間です。




森の中で心静かに過ごす部屋


今回も一人部屋を希望し、昨年と同じ部屋に宿泊することができました。部屋にはもうひとつのベッドスペースとロフトスペースがあって、3人泊まることができる仕様。
部屋からすぐ外に出ることができるテラスがあり、窓の外に広がる緑を眺めているだけで、心がすっと静かになっていきます。まるで森の中に住んでいるよう。

森の中でいただく、心にも身体にも優しい食事


森の家のダイニングも、森の空気と音に包まれた何とも言えず心地よい空間です。
晴れた日は屋外のテーブルで、雨の日は木の香りのする室内で食事をいただきます。今回はお天気に恵まれ、毎回外のテーブルでいただくことができました。
里の家と同じように、その日の担当スタッフさんが心を込めて作ってくださる養生園の食事。朝早くから静かに仕込みをされている姿を見かけることもあり、一皿一皿に込められた丁寧さが伝わってきます。自然の中でいただく食事は、いつも以上においしい。
森を独り占めするような露天風呂


森の家のもう一つの魅力が露天風呂です。(宿泊者の予約制)
目の前いっぱいに森が広がり、鳥の声や風に揺れる木々の音を聞きながら湯に浸かる時間は、本当に贅沢そのもの。
2〜3人ほど入れる広さですが、今回はたまたま誰もおらず、貸し切り状態。
森の景色を独り占めしながら、ゆっくりと湯に浸かる時間は、何ものにも代えがたい癒やしのひとときでした。

森を全身で感じる朝時間

朝はテラスへ出て、ストレッチをしたり、呼吸法をしたり、瞑想をしたり。森へせり出すように造られたテラスで深呼吸すると、澄んだ空気が身体いっぱいに入ってきます。ただ森を眺め、鳥の声に耳を澄ませるだけでも、心も身体も少しずつ整っていくようでした。
不便が心地よい場所
森の家には、街のホテルのような便利さはありません。
Wi-Fiはつながらないため、自然とデジタルデトックスになります。トイレも紙を流さない方式で、節水への配慮など、自然と共に過ごすための小さなルールがあります。
最初は少し不便に感じることもあるかもしれませんが、すぐに慣れ、その不便ささえ不思議と心地よく感じられるようになります。便利さを手放すことで、自然や自分自身に意識が向く。そんな時間も、この場所ならではの魅力だと思います。
森の住人との出会い
休憩時間に部屋でのんびり過ごしていた時のこと。ふと窓の外を見ると、一頭のカモシカが部屋の前をゆっくりと歩いていました。一瞬目が合いましたが、カモシカはまったく気にする様子もなく、そのまま静かに森の中へ。他にも、タヌキやきつね、鹿、サルなどいろんな出会いが。こんな出会いも、森の家だからこそ味わえる特別な体験です。
ただし、くまさんにだけは、出会いたくないですよね。お互いに。ですので、森へお散歩に出かける時には、くま鈴をお忘れなく。(借りられます)

深い緑に囲まれた環境、丁寧に作られた食事、ゆったりと流れる時間。そして心と身体に効くワークショップ。 森の家で過ごした2泊3日は、自然に包まれながら心と身体をゆっくり整える、かけがえのない時間でした。
Have a nice relaxing stay❢
